あの後
セリフ少ない
静かな緊張感
救出が早いか
攻撃を受けるのが早いか
的な…
民間の船も総動員して
フランスからイギリス兵士を
とにかく撤退させる
っちゅうチャーチルの作戦
海上に不時着した仲間をも見捨てず
最後まで諦めないパイロット
観光船ながら
誇りを持って救出に向かう民間人
カッコいい展開
若手俳優の脇を固めるのは
ケネス・ブラナー
ハリー・スタイルズ
バリー・コーガン
マイケル・ケインもカメオ出演
何気に豪華な俳優陣
監督がクリストファー・ノーランなのは
見た後に知った
ありがちな美化された戦争ものだけど
エンターテイメントとしてはまあまあ
最後
あぁ良かった
で終われる話に仕上がってた
最近見たのは
『The Lost King』
歴史マニアが
リチャード3世の遺骨発見に導いた実話を
映画化したもの
当時のニュースも覚えてたので
どんな経緯だったのか気になっていました
かなり実際より中身をギュッと凝縮
かいつまんでいいとこ取りな展開
映画の良いところ
専門家ではないけど
マニアのアイディアに乗っかって
あくまでも発掘したのは地元大学の専門家
ってことにしちゃったことを
わざわざ盛り込むのは
ちょっと嫌味っぽい気もするけど
リチャード3世の幻影と
主人公とのやりとりが
なかなか良いヒント&アクセントになってて
どんな歴史上の人物かわからなくても
すんなりとストーリーが受け入れられた
主人公を演じた俳優さん
冴えない雰囲気は
あくまでも演技&演出だった
当たり前か
NHKでも特集で取り上げられてたらしく
見損ねたっぽい
興味があれば
本人も映画のどこかに出てますよ
イギリスの歴史物は
ほとんど国王と貴族の歴史みたいなものだから
庶子嫡子云々の話が結構多い
なんなら日本より嫡子にこだわってた感ある
っつうか子ども多すぎ
政略結婚多すぎ
これ見てちょっとウンザリしたりして
フランスの話だけど
似たり寄ったりかな、と
そして足を軽く捻ったもんで
外出できない三連休中日に見たのは
カトリーヌ・ドヌーヴが出演する
真実『La vérité』
是枝監督いつもの
独特のモヤモヤが残らないストーリー
感動ものと言ってもいいのかな
カトリーヌ・ドヌーヴの他
ジュリエット・ビノシユ
イーサン・ホーク
よく知られたキャストに負けず劣らず
脇の俳優陣も子役をはじめ
文句なく全ての人が素晴らしい
(フランスの俳優さん全然知らない😅)
というか多分
是枝監督が
その人の優しい部分を引き出すのが
上手いんじゃないかと
俳優さんのインタヴュー読むと思う
大御所女優を取り巻く人々と
母娘の軋轢
(この設定は是枝監督にはよくあるっちゃある)
だからこそ演技の厚みや説得力にもなる
ということを見事に表現されていて
いやそれだけじゃないんだけどさ
とにかくすごい
語彙力なくて表現できないんだけど
演技の中でさらに演技すること
圧倒的な演技力に打ちのめされました
結構こういう母娘関係を描いたモノに
惹かれる傾向
それにしてもイギリス映画はなぜ
こうも暗いんだろ
曇り&雨のせい?
画面の色味が少ないのよ
セリフも少ないし
結構行間の空気を視聴者に読ませるよね
ものすごーーく地味で暗い
っていう印象が強い
反面重厚感が出てそれもいいところ
最後は日本のもっと暗い映画
『あんのこと』
実話をモチーフにしたものとのこと
よくありそうな話ではあるが…
毒親と無知のせいで困難な生活
手を差し伸べてくれた刑事も
とんでもないクズな側面があり
信頼できそうな大人が来ては去る
無理やり押し付けられた
子どもの世話を通じて
大変だけど純粋無垢な子どもに
逆に心の安寧を感じる日々
勝手に与えて勝手に取り上げる
身勝手な周りに振り回され
さすがにかわいそうな主人公を
河合優実ちゃんが淡々と演じる
毒親役の人
こういうキツい役柄が多い気がする
演じる方も何か病みそう
プロだからそんなことないか
アマプラドラマの『龍が如く』の河合優実ちゃんは
え?って思うくらい白々しい演技でちょっと混乱した
ワザとだよね?あんな大根演技
それとも脚本や演出のせいなの?
最後は意外でもなんでもないけど
さすがに限界
万事休す
な終わりに納得しつつも
どうにかできなかったもんかのぉ
と考えてしまう
※すべて個人の感想です