寄贈2
さて、どうして児童養護施設にしたかと言いますと
私は年に2回くらい小学校の同級生と会うのですが
「〇〇君は今、何をしてる」なんて話をしている時に
出た名前が児童養護施設から通っていた友達でした
子供の時は特に何も考えていませんでしたが
いま考えると
彼はきっとすごく大変だったんだろうな
なんて話をしました
たしかに、彼だけは少し大人だったのです
わがままも言わず聞き分けの良い子供でした
もしかしたら、子供ながらに何か諦めていたのかも知れません
その施設が今はどうなっているのだろうと思って
調べたら今もまだあったんです
その時からと児童養護施設いうキーワードが頭に残っていて
では今回の取り組みは児童養護施設にしよう決めました
今回は会社として地域社会への貢献なので
私の小学校の近くの施設ではなく
弊社の店舗ごとに最寄りの施設様に寄贈させて頂いております
寄贈をするにあたっては社内で反対意見も出ました
・寄贈するくらいなら給料を上げて欲しい
・パチンコの新台を買った方がいい
・寄贈することを社外に向けてアピールしないなら無意味だ
・反対はしないが、社内の人間は誰も興味を持たない
まぁ、全員が賛成するような取り組みなんて
給与を上げることくらいしかないので
(何やってもいつも誰かが反対します)
特に気にせずに実行したのですが、
いまのところ社内的には好評
のようです。
寄贈した時の様子を各店舗ごとに毎回レポートにして
社内で回していますが、とても良い反響をもらっています
また、寄贈する時は社員が交代で持って行くのですが
反対していた社員ほど、実際に行くと感じるものがあるようで
急に協力的になったり、店舗の朝礼で施設の説明を
熱く語ったりという事がありました
なんだかおもしろい!