<大飯原発>政府が再稼働を正式決定 福島事故後初


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000025-mai-pol


 野田佳彦首相は16日午前、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、同原発が立地する福井県の西川一誠知事と首相官邸で会談した。西川知事は再稼働に同意する意向を表明。これを受け、首相は枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚との会合を開き、「立地自治体の理解が得られた今、再起動を政府の最終判断としたい」と述べ、再稼働を正式決定した。

【写真特集】現地の様子や再稼働に抗議する人たちなど…大飯原発再稼働決定

 昨年3月の東京電力福島第1原発事故以来、定期検査で停止した国内の原発が再稼働するのは初めて。

 政府の決定を受け、関電は16日午後、再稼働に向けた作業に入る。関電によると、先に再稼働させる3号機がフル出力に達するのは最短で7月8日。4号機は最短で7月24日、遅ければ8月2日としている。ただ、沖縄を除く全国で7月2日(北海道は7月23日)に始まる節電期間には間に合わず、電力需要がピークとなる真夏にフル稼働できるかも微妙だ。

 国内の原発は現在50基(廃炉の福島第1原発1~4号機を除く)。北海道電力泊原発3号機が5月5日に運転を停止して以来、国内では42年ぶりに「原発ゼロ」の状態が続いてきたが、約2カ月で終わる見通しだ。

 西川知事は会談で、安全技術の向上▽中間貯蔵対策▽日本海側の地震・津波調査▽原発運転期間の統一ルールの策定--など8項目を要望。そのうえで「国の安全確保への一層の努力と支援を約束いただいた。主な電力消費地である関西の生活と産業の安定に資するため、同意する決意を伝えたい」と表明した。首相は「知事の決断に深く感謝したい」と述べた。

 首相は続いて開いた関係閣僚会合で「政権として国民の原子力行政、安全規制への信頼回復に向け、さらなる取り組みを進めていく決意だ」と強調。枝野氏は「起動作業では安全に遺漏なく万全を期すよう関西電力に直接伝える機会を早期に持つ」と語った。

 政府は4月中旬の閣僚会合で、大飯原発が福島第1原発事故後に策定した安全基準を満たしていると認定。これまで関電が講じてきた安全対策を是認し、夏の電力需給を安定させるためにも再稼働が「妥当」と判断した。

 政府は当初、立地自治体の福井県とおおい町の理解を得て、5月の大型連休明けにも再稼働に踏み切る方針だった。しかし、大阪市の橋下徹市長ら周辺自治体が反発したため、細野豪志原発事故担当相らが関西広域連合に2度にわたり説明に訪れ、事実上の容認を取り付けた。

 一方、西川知事は、首相が国民に直接説明するよう要求。首相が今月8日に記者会見し、「国民生活を守るために大飯原発を再起動すべきだというのが私の判断だ」と明言したことを受け、福井県とおおい町が同意に向けた手続きに入っていた。西川知事が会談で同意したことから、首相は再稼働の環境が整ったと判断した。

 政府は大飯以外の原発についても、安全性と必要性の両面から再稼働の是非を検討する方針。しかし9月までに原子力規制委員会が発足することから、今後の再稼働判断は、同委が新たに策定する安全基準に沿って行う見通しで、時間がかかることになりそうだ。

「廃炉40年」に見直し規定…民自公が修正合意


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000905-yom-pol


 民主、自民、公明3党は13日、政府の原子力規制関連法案の修正協議を行い、原子力発電所の運転を原則40年に制限して廃炉とする政府方針に関し、見直しの規定を置くことで合意した。

 新たな原子力規制組織として創設する「原子力規制委員会」が、原発の運転期間を再検討する。

 3党は修正協議をほぼ終え、これを反映させた法案を議員立法で今国会に提出、成立させることを確認した。規制委は8月にも発足する見通しとなった。

 3党合意では、原発の運転期間について、原則40年、さらに最長20年の延長を認める政府案の規定を残した。そのうえで、規制委の発足後、速やかに見直すとした規定を法案の付則に明記することにした。

 40年を超えても運転は十分可能とする意見が多い自民党の意向で盛り込まれたもので、民主党政権が打ち出す「40年廃炉」は削除される可能性が出てきた。

原発再稼働「粛々と」 仙谷氏、大飯以外も推進明言


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000081-san-pol


 民主党の仙谷由人政調会長代行は13日、産経新聞のインタビューに対し、政府が近く関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定することを受け、「ストレステスト(耐性検査)が済めば、その他の原発も粛々と動かすべきだ」と述べ、経済産業省原子力安全・保安院が安全性を確認した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)など各地の原発再稼働を急ぐべきだとの考えを示した。政府・与党の幹部で大飯以外の再稼働推進を明言したのは仙谷氏が初めて。

 保安院は、このほか北海道電力泊原発1、2号機など19基の原発についてストレステストの結果を審査中。仙谷氏の発言は、内閣府原子力安全委員会に対し、大飯に続いて他の原発の安全性の確認を急ぐよう促したものだ。

 仙谷氏は党代表として、大飯原発再稼働に関する野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚の会合に出席するなど、再稼働を主導してきた。

 仙谷氏は再稼働について「絶対に安全だとは思わない」としながらも、「技術的なリスク管理ができるという前提に立ち、ストレステストで安全確認できれば、誰が政権を持とうが執行しなければいけない。原発(稼働)をやっていくのは政治家の任務だ」と言い切った。

 ただ、国民の不安払拭のため、「40年たった古い原発は安全管理ができようができまいが、廃炉にしていくべきだ」とも主張し、昭和54年以前に稼働した関電高浜原発(福井県高浜町)の一部など14基を廃炉にすべきだとの考えを示した。

 同時に「原発の依存度を低め、燃料代がただの太陽、水、風を電源にすべきだ」とも発言し、自然エネルギーの技術開発を政府が進める必要性を訴えた。

 再稼働に積極的に取り組んだことに民主党内の反対派から批判を浴びたことについては、東京電力福島第1原発事故後に官房副長官として損害賠償、東電再建に取り組んだ点を強調し、「この種の話は継続性が必要だ。その立場になってからできるという問題ではない」と反論した。

<大飯再稼働>町長、同意の意向 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000003-mai-pol


 福井県おおい町の関西電力大飯原発の再稼働問題で、同町の時岡忍町長は13日、記者団に対し、再稼働に同意する意向を明らかにした。14日午前の町議会全員協議会で正式に報告する。県議会も14日午前に全協を開き、西川一誠知事に意見を表明した上で判断を一任することが確実となった。これらを受けて、西川知事が再稼働容認を表明する

<大飯原発>再稼働停止を求め、住民130人が国を提訴


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000005-mai-soci


 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題を巡り、福井県や滋賀県などの住民約130人が12日、国を相手取り、関電に運転停止を命じるよう求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状によると、3、4号機の海側の活断層2本、陸側の活断層1本が連動すると、原子炉の核分裂反応を止める制御棒の挿入が遅れる▽原発直下にある「破砕帯」は活断層の可能性がある--などとしている。

おおい町長「14日にも判断」 県原子力安全専門委報告書受


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000303-fukui-l18


 福井県おおい町の時岡忍町長は11日、関西電力大飯原発3、4号機の安全性に関する報告書を県原子力安全専門委員会がまとめたことを受け「(12、13日の)2日間を精査期間としたい」とした上で、再稼働をめぐる自身の判断は「14、15日のいずれかに町会に報告する」との考えを明らかにした。町役場で記者団に答えた。

 西川一誠知事に自らの判断を伝える日程については「仮に14日に(町会への報告が)できれば、同日中ということはあり得る。ただ、知事の日程もあるので、協議しないと分からない」と述べるにとどめた。

<原子力委>「新大綱の準備」裏付け…秘密会議のメール公開


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000061-mai-soci


 内閣府原子力委員会が原発推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていた問題で、原子力委は11日、昨年11月~今年4月、関係者に発信した電子メール21本をホームページで公開した。このうち昨年11月14日分には、原子力政策全般を論議する「新大綱策定会議」の準備のために秘密会議を設置したことが明記されている。原子力委はこれまで核燃サイクルの見直しを論議する「小委員会のため」だけに実施してきたと説明してきたが、虚偽であることが改めて裏付けられた。

 昨年11月14日のメールは、事務局を務める内閣府原子力政策担当室が電力10社で作る「電気事業連合会」や高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する「日本原子力研究開発機構」関係者らに発信した。「策定会議や小委の準備のため勉強会を設置します」と記され、1回目(昨年11月17日)の議題は「六ケ所再処理工場を止めた場合のデメリット」「フェードアウトシナリオ(将来原子力依存度をゼロにする政策)となった場合のデメリット」。現行政策を見直した場合の負の側面だけを議論する偏った内容だったことが分かる。

 1回目を含め4回秘密会議に出席し、策定会議議長を務める近藤駿介原子力委員長(69)は毎日新聞の取材を拒否した。拒否理由は明らかにせず、内閣府職員を通じて「メールの存在さえ知らない」と回答した。

 小委員会は識者ら7人で構成され、核燃サイクル政策の見直しについて先月、取りまとめを終え解散した。この7人に近藤委員長ら20人を加えた計27人が策定会議のメンバーで、原子力政策大綱策定に向け幅広い議論をしていたが、秘密会議の発覚で次回開催のめどさえ立っていない。原子力委は発覚後「順次資料を公開する」とし、4日には出席者名などを明らかにしていた。【核燃サイクル取材班】


【関連記事】

会合の開催案内メールの公開について (PDFファイル) - 原子力委員会

大飯原発3、4号「安全は確保」 福井県専門委が報告書案了承


※こんな記事、アップするのも馬鹿馬鹿しいのですが、一応紹介します。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000301-fukui-l18


 関西電力大飯原発3、4号機の安全性を検証している福井県の原子力安全専門委員会は10日、県庁で開いた会合で、国が示した安全基準は東京電力福島第1原発事故で得られた知見や教訓を反映しており、2基の原発は福島のような地震、津波が襲っても原子炉の安全が確保できると結論付けた報告書案を了承した。
 
 同委員会はこの日の議論を踏まえて最終的な報告書を取りまとめ、11日にも西川一誠知事に提出する。知事は今後、時岡忍おおい町長と県会の意向を聞き、現地視察した上で、早ければ週内にも再稼働に同意するとみられる。

 会合には委員11人が出席した。報告書案では、電源確保や地震対策、津波対策、初動人員体制の強化など11項目に分けて安全性を確認した。

 政府が4月に策定した新たな安全基準については「事故の進展に従って何重にも歯止めをかける対策になっている」と評価。結論として「福島事故を教訓に想定すべきとされる地震、津波が襲来しても、原子炉の安全を確保するために必要な対策は確保できている」との見解を示した。

 免震事務棟、フィルタ付き格納容器ベント、防波堤など今後実施される中期対策は、中央制御室横の会議室の活用、建屋の浸水防止対策などで同様の機能が確保されているとの見解を示した上で、計画が確実に実施されるよう進ちょく状況を確認するとした。

 一層の安全性の向上に向け、国などに求める事項も盛り込んだ。新たな知見が判明した場合、安全規制や既存の原発に迅速に反映させるシステムや、諸外国の先進事例を反映していく仕組みの構築、経年劣化の管理徹底などを要望する。

 会合後、中川英之委員長(福井大名誉教授)は記者団に「プラントの工学的な安全性の面で、異常事態が生じた場合、正常に戻せるようなハード面、ソフト面の対策は終了している」と語った。

 会合では、開始直前に再稼働に反対する一部の傍聴者が「きょうで打ち切るな」などと騒いだため全委員が一時退室。会場を変更し、約1時間後に傍聴者を入れずに開会した。会合は予定の2時間を超え、約3時間15分に及んだ。

■おおい町長「住民の安心につながる材料」

 福井県おおい町の時岡忍町長は10日、県原子力安全専門委員会が関西電力大飯原発3、4号機の安全性は確保されるとの報告書案を了承したことについて「安全が確保されていると評価されたことは、住民の安心につながる材料の一つと考えている」とのコメントを発表した。同委員会の審議内容を確認した上で、近く町としての判断をする方針。

首相官邸前の歩道・国民の声がそれほど怖いのか

http://blogos.com/article/40916/


 首相官邸前の歩道に、不思議な看板が現れたというので見に行ってきた。たしかに国会記者会館前にそれは立っていた。この6月下旬から12月21日ごろまで「傷んだ歩道を直す工事」をしますと書いてある。しかし歩道はきれいなままであり、東京を代表するような目立つ場所の舗装を直すのに半年もの工期が必要なはずがない。このところ連続する官邸への抗議行動に対抗して、人が集まれる場所を狭くする意図が明瞭に見える。もちろん承知の上で、威嚇の効果を狙っているのだろう。

 なんとも浅はかで姑息な手段を弄するものである。かつては新宿東口アルタの前に「反原発」の人たちが集まるようになったとき、植え込みの工事をするという名目で長い塀を立て、歩道を狭くする処置を強行した。今度は首相官邸の目の前の歩道だから、官邸が知らない筈がない。あるいは官邸主導の「国家戦略」なのかもしれない。世にも情けない首相府ではある。

 この7日木曜日には、ここで福島の女たちによるダイ・インも行われた。連夜にわたって抗議デモが集中している事実も、ようやく新聞が報道するようになった。これらはきわめて健全な現象だと私は思っている。国政に意見を述べる言論および表現の自由は、憲法で保障されている。交通の妨害、公序良俗違反などの特別の理由がない限り、犯罪として取り締まることはできない。この原則は街頭、駅頭などすべての公共空間に適用される。

 民主主義のもとに成り立っている政府は、権力を用いて批判の言論・表現を封じてはならない。自らの政策が正しいと思うのなら、なおさら批判に耳を傾け、真摯に説得すべきではないか。姑息な手段でのデモ封じでは、自信のなさを告白することになる。今からでも遅くはないから、みっともないこの工事計画は、官邸の名誉のために直ちに撤回するのがよい。

大飯原発3、4号機「安全は確保」 福井県専門委が報告書案


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120610-00000303-fukui-l18


 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性を検証してきた福井県原子力安全専門委員会は10日開いた会合で、事業者による安全性向上策の確認結果や今後国などに対応を求める点などをまとめた報告書案を示した。結論として「東京電力福島第1原発事故を教訓に、想定すべきとされる地震、津波が襲っても、原子炉の安全を確保するために必要な対策は確保されているものと評価できる」としている。

 会合は午後3時半の開会直前に、再稼働に反対する一部の傍聴者が「傍聴者全てを入れろ」「きょうで打ち切るな」などと騒いで県職員や警備員ともみ合いになり、委員全員が退室する事態となった。約1時間後、県庁内の別室に移り、傍聴者のいない状態で開会した。

 県専門委による検証を再稼働判断の前提としていた西川一誠知事は今後、時岡忍おおい町長と県会の意向を聞き、現地視察した上で、早ければ週内にも再稼働に同意するとみられる。地元の同意を受け、野田佳彦首相は速やかに関係3閣僚との会合を開き、再稼働を最終判断する方針。

 大飯3、4号機の再稼働をめぐっては野田首相が8日、官邸で記者会見し「国民の生活を守るために再起動すべきというのが私の判断だ」と表明。西川知事は「重く受け止めている」とのコメントを発表し、同意に向けた手続きを進める意向を示していた。

 ただ、首相が今週中に再稼働を判断しても、運転再開は節電期間が始まる7月2日に間に合わない可能性が高い。再稼働の作業を始めてからフル出力まで1基につき約3週間かかるためで、2基がフル稼働するのは7月下旬になる見通し。