<大飯原発>再稼働問題 首相ら協議も結論先送り
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野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚による第5回会合が12日夕、首相官邸で開かれ、定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題を協議したが、結論を先送りした。枝野氏は「何を議論しているのかも含めて、総合的に慎重に検討している途中段階という報告にとどめたい」として議論の詳細を明らかにせず、不透明さを残した。早ければ13日にも再度議論する。
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会合終了後に記者会見した枝野氏は「大変重要なことでもあり、さらに議論する必要がある。可能なら明日さらに議論したい」と述べ、慎重に協議を続けることを強調した。
会合には藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相らが出席。経産省資源エネルギー庁が、9日の前回会合で示した関電管内の夏場の電力需給見通しをさらに精査した修正案を提示し、大飯原発を再稼働させる必要性があるかどうかを検討した。修正案の内容についても枝野氏は「詳細については報告できる段階にない」として明らかにしなかった。
前回会合では、大飯原発の安全性について「おおむね判断基準に適合している」と結論を出していた。また、関電管内の電力需給については、今夏が10年並みの猛暑となった場合、供給力が19.6%不足するとの見通しも示していた。
12日の会合では、原発を再稼働させなければ夏場の電力不足が避けられないと確認した上で、再稼働を妥当と判断するものとみられていた。【丸山進、小倉祥徳】
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