
こんにちは!!
いかがお過ごしでしょうか?
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「黄色い星」
カーメン・アグラ・ディーディさん文
ヘンリー・ソレンセンさん絵
です。
1940年春。
ヨーロッパのデンマークには、背が高い人、がっちりたくましい人、年老いた人など、様々な人が住んでいましたが、デンマーク国民であることは変わりませんでした。
その時の国王様の名前は、クリスチャン10世。
首都コペンハーゲンを、毎朝たった一人で馬に乗って散歩する王様でした。
ナチスドイツが起こした戦争はヨーロッパ中に広がり、デンマークも占領されました。
王様の宮殿にも敵の旗が立てられ、食べ物は不足し、人々はナチスの厳しい監視のもと、自由に出歩くこともできなくなりました。
宮殿に翻るナチスの旗を見上げながら、国民は思いました。
私たちの王様は、どうするのだろうか。
国王クリスチャン10世はデンマーク兵に命じ、旗を降ろさせました。
怒ったナチスの将校が、王様のもとへやって来て言いました。
「いったいだれが旗をおろしたのですか?」
王様は、答えました。
「わたしが兵士に命じたのだよ」
「そうでしたか。それでは明日、また旗をかかげさせていただきますね」
「ならば、別の兵士に、旗をおろさせるだけだ」
「それなら、その兵士は、わたしに銃で撃ち殺される運命にあると、申しておきましょう」
「ほう、あなたはわたしを撃つというのかね?なぜって、明日、旗をおろす兵士は、このわたしだからな」
その日から、ナチスの旗は、二度と宮殿に翻ることはありませんでした。
けれども、それはほんの小さな勝利にすぎませんでした。
ある朝、上空からひらひらと、こんなチラシが舞い降りてきたのです。
『命令!
ただちに従うこと!
すべてのユダヤ人は、
黄色い星の印を
どんなときでも
見えるよう、自分の服に
ぬいつけなければならぬ!』
この物語はとてもリアルですが、なんと、伝説なのだそうです。
このような伝説ができるくらいのクリスチャン10世とはどのような王様だったのでしょう?
たった一人で首都を散歩して大丈夫だった王様ですから、国民から慕われて尊敬されるくらいの素晴らしい方だったのでしょうね。
そんな王様ですが、この命令に対しては、どのように対応したのでしょうか?
それは、この絵本を読んでのお楽しみです♪
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