おはようございます！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「シンデレラが語るシンデレラ」
クゲユウジさん文
柴田ケイコさん絵
です。
三人称で語られてきたシンデレラの物語が、一人称のシンデレラの視点で語られた物語です。
美しさを妬んだ義理の母や姉たちからいびられているシンデレラは、魔法使いの手助けでお城のぶどう会に参加します。
そこで王子様に見初められ、一緒に踊るシンデレラ。
けれども無情に鳴り響く１２時の鐘。
シンデレラは慌ててお城を出ようとしますが、階段を駆け下りるときに靴を片方落としてしまいます。
取りに戻ることも可能でしたがシンデレラはそれをせず、そのまま馬車に乗り込みます。
そして翌日。
いつものように屋敷の掃除をしていると、王子様が自分を探して国中の娘を尋ね回っていることを知ります。
ガラスの靴をたずさえてシンデレラの住む屋敷に来た王子さまは、シンデレラに気付きません。
義理の母や姉たちの足がガラスの靴に入らないことを知って、帰ろうとする王子さま。
そんな王子さまに、シンデレラは声をかけます。
そして……。
シンデレラの視点で語られているので、シンデレラの顔は、どのページにも描かれていません。
代りに描かれているのは、手や足やドレスです。
おかげで、まるで自分がシンデレラになったような気持ちで物語を読むことができます。
それにしても、シンデレラは頑張りましたね。
ガラスの靴をわざと置いていったり、ガラスの靴を履きたいと声をあげたり。
結局、自分を助けるのは自分ということでしょうか。
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