おはようございます！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「はるねこ」
かんのゆうこさん文
松成真理子さん絵
です。
きらきら木漏れ日の揺れる春の日のことです。
主人公のあやのもとに、葉っぱでできた一通の手紙と若草色の巾着袋が届きました。
「あ、 これは あのときの……」
あやは、あの日の不思議な出来事を思い出しました。
去年の春さきのことです。
その年は何もかもが変で、春がなかなか来ない年でした。
野原には花も咲かず、蝶々も姿を見せません。
外は寒いので、今日もあやは家で折り紙遊びをしていました。
そのとき……。
「こまった、 こまった。 ああ、 こまったことに なっちゃった」
庭の方から、何やらぶつぶつつぶやく声が聞こえてきました。
声の方を見てみると若草色のねこがいて、何かを一生懸命探していました。
そのねこは毎年春を運ぶ仕事をしている春ねこで、たくさんの「春の種」が詰まった巾着袋を落としてしまったのです。
とても素敵な発想の、春の絵本です。
春を運ぶ仕事をしている春ねこ。
「春の種」が詰まった巾着袋を落としてしまった春ねこ。
そんな素敵な仕事をしているおっちょこちょいの春ねこに、私も会ってみたいです。
この絵本は、ページをめくるごとに殺風景な景色から色とりどりの景色へと変わっていきます。
それがまるで冬から春への移り変わりのようで、次第に楽しい気分になっていきます。
そして読み終えて絵本を閉じた後には、ぼんやりしたくなるような感覚になります。
少し不思議な、異世界のようなお話です。
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かんのゆうこさん文の絵本を集めてみました。
四季ねこはシリーズになっていますので、良かったら読んでみてください♪
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