残忍な黒い言葉で染めてゆく童話のための白いノートを
こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
ここ数日、「かちかち山」の登場人物であるタヌキやウサギになりきって、手紙を書いています。
タヌキはウサギへ、ウサギはタヌキへ、というやり方で。
テーマは、なぜ殺されたのか?なぜ殺したのか?
普通に書くと勉強にならないような気がしたので、視点を変えて考えたりしています。
それでふと気づいたのですが、童話ってけっこうグロテスクですね。
白雪姫は継母に殺されそうになるし、舌切り雀はいじわるなおじいさんが化け物に襲われるし、他にもいろいろ。
通信教育のテキストには、そういう部分を人間が持っているということを認めなければならない、ということが書かれています。
きれいごとばかりでは、生きていけませんものね。
なぜ殺人が起きたのかを考え続けるのは少しつらいけれど、深く深く想像して、納得のいく手紙を書こうと思います。