Mum's garden, my parents house in Nara
１週間あまり奈良に帰っていました。いままで感じたことのないものがあった今回の帰省。年末年始に一時帰国した２年前ともぜんぜん違った経験となりました。
関西ってエネルギーがちがう！とまず最初に思った。たぶん山が近くにあるから。京都も奈良も山に囲まれた盆地。ロンドンでも東京横浜でも「山」を日常的にみることがないから、街を歩いていてふつうに山が見えることがめちゃくちゃ嬉しいのです。
京都では、一度フォトレッスンを受けてくださった金華さんと再会。見晴らしのよいお店を選んでくれていて、京都の山々にぐるりと囲まれてるのを感じながら食べた松花堂、美味しかった。そのあと智積院へ案内してもらって、宝物館で長谷川等伯の襖絵をじっくり鑑賞、本殿でお庭をみながらまったりおしゃべり。
身体のこと、アロマのこと、精神世界、自分を高めること。
Chishakuin Temple, Kyoto
一度お会いしたきりなのに、なぜか繋がりを感じていた金華さん。
「お互いに、地図のない道を、好きな事を楽しみながら歩いてきたら、芯にあるものが共通していた」と言ってくださった。
逆に、表面的には全然ちがうことをしてても、芯にあるものが共通してるから、こんなに共鳴するとも言える。フォトレッスンを通してのご縁にあらためて感謝でした。
Nara Park
「ここは桜の精がいるよね」帰省すると必ず会う友達と、そう言いながら歩いた場所
奈良では、これまでに感じたことのない深いレベルで土地のエネルギーと共鳴して、自分の源がむくむく目覚めたような感じがしました。
奈良には古代から流れるどっしりゆったりしたエネルギーがあって、おおらかな空気感やリズムが優しくて、心地いい。五感がひらいて、癒される。
そんな奈良の、古代から続くなにかが自分の中にあるんだ、と嬉しくなって
ロンドンからあの森を自分のなかに持って帰ったように、奈良の大きな力、のびやかな美しさを自分のなかに携えて帰ろう
小学生のころ合唱団に行くのに通ってた猿沢池と五重塔を眺めながら、そう思ったら、よくわからないけど幸せで泣けた。
こんな風に思えるって、ありがたいなあ。
2011年の震災のあと、奈良の飛鳥で救われた私
たましいのふるさと
いにしえの日本を感じてか、たましいがやすらぐ。
この地は、ひとを無条件に元気にしてくれるような気がします。
こんな、奈良が好き （お気に入りのお店etcなども）
両親は香川だし奈良で生まれたわけでもないけど、奈良はわたしの故郷。そのルーツをこれほどダイレクトに感じたのははじめてでした。あまりにご無沙汰だったからかなあ。（ショック療法的な？ 笑） 大切なことに気づけたから、しばらく離れてたことにも意味があったように思える。
Sakura, Naramachi - I feel so at home here ここの葛餅だいすき
大阪で、別のフォトレッスンの生徒さんとも再会。自由に生きたいよね、と意気投合してるおけいこ協会のみかさん。いまやバリキャリの三つ子ママ（有名な方だからご存知の方多いのでは？）たくさんお話しできてうれしかった！
彼女は、ある意味、ロンドンでフランス語を学ぶ 種を植えてくれた人。
その後フランスとは何かあるとしか思えないことが続き（偶然ではない出会いのこと／必然という計らいに気づいた出来事）・・ やはりフランスやフランス語とは一生のおつきあいになりそう。
きっかけってひょんなことからやってくる。
Yotsuba Cafe, Nara きどらなくて優しいかんじが奈良らしい、奈良町のよつばカフェ。鶏肉ときのこのクリームスープ、シンプルなたまごサンド、おどろくほど美味。
じつは「バレエを習う」ことを本気でイメージさせてくれたのもフォトレッスンの生徒さん。たまたまロンドン駐在経験のあった方で、「もし駐在になったらロンドンでバレエができますね」の一言に、「わ！ロンドンでバレエなんて面白そう」「じゃあ日本ではじめておこうかな」・・ 駐在決まってもないのに行く前提でバレエはじめたわたし。
いまやバレエがない日々は考えられないことになっていて・・ ありがたいな。
ブログをみて「バレエをはじめました」と言ってくださる方もいて、わたし自身、誰かに背中を押されていろんなことをはじめて世界が広がっているから、自分も誰かに対してそうできたら嬉しい。
〜
自分が根元にもっているものを意識できて、文字通りエネルギーをチャージした帰省となりました。これまでは無意識だったことが意識上にあがってきてわくわく。どんな変化があるかな。
I felt so connected to the energies in Nara - sensations that I had never felt before.
来週は、例の新しい学び。その先にどんなことが待ってるのかなあ。
なにがなにと繋がっていくのか。
きっとたのしい冒険になることでしょう♡