がんばれ迷走イギリス / You are what you see. | おいしく、楽しく、美しく!

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Le Papillon Bleu




イギリスの混乱・迷走・分断ぶりに珍しくニュースや新聞をみたり、SNSでみんなの意見に一緒に呆れたり怒ったり希望の光を探したり・・ 


Brexit (離脱) -> Bregret (後悔) -> "Breentry"(再加入 -
Campaign for British "Reentry" to the EU) なんて言葉も登場してますよ奥さん! 

国民投票の結果を議会で承認しないでと昨日までに50000通のメールや手紙が各地の議員に送られているとか。議員宛のBreentryメールのテンプレートまでフェイスブックでシェアされてた。笑

歴史的な英国とヨーロッパの転換期にここにいることを(経験という意味で)ありがたく受けとめつつ、それにしても、 キャメロンなんてことしてくれた~


本人はもちろん、離脱キャンペーンを率いたボリス・ジョンソンもまさかほんとに離脱になると思ってなかった、とか。なんやねんそれ。


昨日はそれまでの混乱ぶりに輪をかけて、イギリス中が目がテンになるどんでん返しが。



次期首相最有力候補 ボリス・ジョンソン(ブロンドのジャイアンみたいなおっちゃん)。

政治に疎い私ですらジョンソン首相はトランプ大統領並みにまずいのでは・・ と危機感を感じてました。

* 人気シェフ Jaime Oliver がインスタグラムでここまで言って話題になってた

 "離脱は残念な結果、これから大変だと思うけど、僕は民主主義を信じているし皆が決めたことだから前向いてベストを尽くすしかない。でもみんな、一つだけ、これだけは頼む。Borris (f-word) Johnson が首相になったら、もう終わりだ。僕はもう誰も信じれなくなる。I'm done. I'm out. My faith in us will be broken forever.”


で昨朝、そのボリス・ジョンソンが党首戦への立候補会見をする数時間前に、離脱キャンペーンを共に戦った右腕の Michael Gove が

「ボリスには首相は無理だ、、 僕が党首戦に出る」


突然寝がえり まさかの立候補 (は、はあ!??)

ボリスは自分の党首戦キャンペーンキックオフ(のはずの)会見で 党首戦からの離脱表明


あー そうですか

てかほんま 知らんわ!  (もともとわかってもなかった)

ボリスが身を引いたと聞いた時、good news なのにあまりの disbelief と
なんやねんそれってオチに全身の力が抜けて座り込んでしまった。

野党の労働党にいたっては、閣僚の辞任につぐ辞任ラッシュで、目のやり場がないくらいの空中分解。


イギリス政界が相当ファンキーなことになってます。

ただ、あまりニュースやソーシャルメディアでネガティブな話ばかり聞いてると、こっちまで凹みそうになるので


Keep calm and have some tea.



and lots of sweets


Swedish cafe, Portuguese bakery,
French patisserie, Scandinavian cafe, Japanese patisserie, found another Viennese cafe on my way.. Love the diversity of this city.

こんなときこそロンドンの多様性を楽しもうではないかと。

北欧キッチンにポルトガルのベーカリー、スウェーデンのカフェ、フレンチパティスリー、源 吉兆庵、水曜日にはボリショイ出身のナタリー・オシポヴァ(現ロイヤルバレエ プリンシパル)と公私ともにパートナーのセルゲイ・ポルーニン(ウクライナ出身 元ロイヤルバレエプリンシパル)のワールドプレミア公演も

(そんなこんなんでブログが一週間ぶりになってしまってた)


 


WORLD PREMIERE : Natalia Osipova — Sidi Larbi Cherkaoui / Russell Maliphant / Arthur Pita  - Lovely to see Natalia Osipova and Sergei Polunin dansed together. I could see the chemistry between them.



でも真面目な話、自分をしっかり持たないと、と感じた一週間でもあります。


いつもの風景も、いつもより寂しく
見えた瞬間があって(たとえば普通の電車での光景とか)

You are what you see.

そういうことだなと。 自分を反映しているんですね。 

We don’t see things as they are; we see them as we are. - Anaïs Nin

まさに。


立ち位置によっては、今の状況もちがう見方になるわけで・・

What you see and what you hear depends a great deal on where you are standing. It also depends on what sort of person you are.  -
C.S. Lewis


正直、イギリス一体どうなんねん!って思うけど、自分にコントロールできないことを心配してどうなるものでもなし、周りのドラマに振り回されることなく、さらりと軽やかな気分でいたいところ。


母が昔教えてくれた言葉 「良いことも、わるいことも水に流す

本屋さんで出会った「ああ、そうですか 」  を思い出していました。


仏教ってキホン、さらっとしてるんですね。 笑


具体的にポジティブなイメージをに捉えにくい今の状況
ですが (周りはRemain派ばかりで耳に入ってくるのは 「どれだけ大変なことになるか」 って話ばっかり。笑)

そういうときは、明るい色を心に描いていようと思います。 

Don't worry, be happy  とはよく言ったものだなあ。



ゴンタくんが育ててくれた紫陽花。先週フォトレッスンに来てくださった日本の旅行者の方と一緒に撮りました。 ポンドが安くなったのは旅行でいらっしゃる方にはうれしいですね♡


<オマケ>

Twitterで、一体だれに国を任せたらいいのかわからないという声に、誰かが一言

"Mary Berry"



イギリスの国民的おばあちゃん、料理/菓子研究家)

誰もがほっこりした瞬間。笑  

日本でいう小林カツ代さん? 実際みんなから尊敬されていて、
Mary Berry の言うことは聞かないと、的なポジションを持つ人。80過ぎてもまだ現役で活躍しています♡ Maryのお菓子マジックでこのmessに収集をつけてほしい(意味不明)


おもしろすぎるイギリス人たち (総選挙でのドラマ)
 (2015年)

*「コメディアンみたい」 と書いた葉巻のおじさんが超右の離脱首謀者