
「アテネの学堂」ラファエロの間(署名の間)
バチカン美術館へ
絵になる仕事。さらっとシャガール
のつづき
いよいよラファエロの間と、ミケランジェロの「最後の審判」および天井画で知られるシスティーナ礼拝堂へ。
上の「アテネの学堂」、中央にいるのは、プラトンとアリストテレス
ゴンタくんによると、左のプラトンが上を指差し、右のアリストテレスが下を指していることに意味があるそうで
興味深い内容だったのですが、もうすっかり忘れてしまい(ははは)メールで聞いて返ってきた文章をそのまま転載しておきます
左の人は、プラトンで彼の哲学は、イデアという物事の理想の形(雛形)みたいなものがあって、それを元に全てのものが作られるというものです。そのため、この世の本質は、現実世界に存在するというより、理想的に存在するという意味で、天を指しています。
一方、右のアリストテレスはプラトンの弟子なのですが、空想の世界というより、どちらかというと現代の科学的手法に近い形で、世界を説明しようとしていました。そのため、現実世界という意味で下を指しています。
(ゴ)
つまり、夢みる少年的な師匠プラトンと down to earth =現実的な弟子のアリストテレスってこと? 「まあそんな感じです」
とのこと。へー。ふーん。なんと「アテネの学堂」、日本では東京メトロ「東大前」の改札を出たところに巨大な模写(コピーを壁画にしたみたいなの)があるそうで、イギリスではヴィクトリア&アルバート美術館に模写があるんですって。

おなじく署名の間「聖体の論議」
このあと、バチカン美術館が誇る、システィーナ礼拝堂へ。
内部は撮影禁止なのですが、写真がこちらにあったのでお借りしてご紹介を・・
ミケランジェロの絵画作品の頂点といわれる「最後の審判」

ゴンタくんはバチカンでこれを観るのを一番たのしみにしていました。
おなじくミケランジェロによる天井画も圧巻。「天地創造」「アダムの創造」「楽園追放」「ノアの洪水」などが描かれています。

壁面にはボッティチェッリ、ペルジーノ、ピントゥリッキオら、盛期ルネサンスを代表する芸術家による作品もずらり
じつは私、大学で英語のスピーチの題材にえらんだのがこのミケランジェロの天井画なんです。
(ただ・・何をしゃべったか内容を思い出せない・・・ 顔や目に絵の具や壁土が降りかかるのもいとわず天井に向って描き上げたミケランジェロの執念に驚いたのと、じぶんの誕生日がミケランジェロと同じだったってことだけおぼえてます。笑)
上をみたり周りをみたり、30分はここで過ごしたかな。こればっかりは、どうがんばっても日本に運んで展示はできないから、その場にあるすべてをゆっくり味わいました。
このあと、神様がほんとにいそう・・と 息をのんだ、サンピエトロ大聖堂へ。入った瞬間、なぜか涙がでました。
* バチカン美術館へ(ネットで事前に予約しました。大行列をさけれます)
* 絵になる仕事。さらっとシャガール
絵になる仕事その2(iPhoneより)

スマホの動画でもりあがる係員。笑
余談ですが、ゴンタくん、哲学が好きだそう。物理(天文)専攻なのになんで?
「どっちも本質を追求する学問で、アプローチが違うだけですよ」
ほう・・
そういえば
「ボク、(ものごとの)本質にしか興味がないです」
という名言?が過去にありました。(ゴンタくん語録より。それで「フタのないサンドイッチ」・・笑)本質にはわたしも興味あるけど、アプローチは哲学でも物理でもないな・・なんだろ。自由な芸術ということにしておこう。
ゴンタくん恩師の最後の授業にお邪魔したことがあるのですが、理系の人って発想やアプローチが自分とすごく違うけど、ざっくり言うとみんな向ってるところは一緒なのかもって思うと、なんだか楽しい。
目的地でばったり会って、あ、あなたあっちから来たの?わたしこっちから来てんー みたいな。
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<追記>上野の国立西洋美術館で11月17日(日)まで「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展 ー 天才の軌跡」開催中だそうです!タイムリー

「神のごとき」と称されたミケランジェロ、今回ご紹介した作品のように持ち運びできない作品が多いだけに、貴重な機会だと思います。15歳前後で制作したとされる「階段の聖母」は初期の大理石浮き彫りによる傑作でこれまで門外不出とされ、長期貸し出し展示されるのは史上初とのこと。