
記念の一枚
木曜日はゴンタくんの誕生日でした
37歳、大人になったなー (いまさら)。いまやすっかり頼りきってるくせに、出会ったときの新人ふびんゴンタくんのイメージがいまだに抜けず・・ もうすっかり中堅どころなお年頃。37といえば、私たちが大阪から東京に移った年。 今のゴンタくん、あのときの私かー (遠い目)さて今年の誕生日は、一生忘れることのなさそうなジェットコースター展開になりました。
3週間前、絶品レシピで友人と初のケーキ(ヴィクトリアスポンジ)づくりをした晩のこと。
ゴンタくんは晩ごはんを、わたしは晩ごはんケーキ(つまり二個目)をゴキゲン且つうっとり恍惚~で食べてました。
「これほんまにめっちゃめちゃ美味しいなあ!! 忘れないようにまた作らなあかんわー」

ここで ゴンタくん独特のへんな沈黙 があり、
「これ・・ぼくの誕生日に 作ってください」

は!?
いまなんて・・・・
一瞬すべてがフリーズして、あたまでリピート再生(聞き間違いでないのを確認)
意味を反芻して飲みこむまで、すべてがスローモーションでした・・ あまりに信じられないことが起こったときのあれです。
ゴンタくん、スイーツは私につきあって食べる程度で甘党ではないんです。イタリアのジェラートですら、私のを一口もらって終わり。
前回、翌朝起きたらお代わりされてたことにも相当びっくりしたけど
そんなに気に入ってたのか!!!!
「なにそれ、どうしたんーーーーーーーー !!! お誕生日にわたしのヴィクトリアスポンジ食べたいんーーーーー!!!???」 ほぼ半泣きで喜ぶ私
「会社に持っていって、みんなにあげたらいいかなと思って」

え。 えええ!!?!
息とまった
イギリスには、誕生日に周りの人に何かしらふるまうという(日本とは逆の)習慣がありまして。
ゴンタくんの会社では、誕生日の本人が当日にスイーツを買ってきて
It's my birthday today! うしろの棚にドーナツ置いてるから Please Help yourself.
てな感じのメールを出し、各自好きなタイミングでスイーツを取りにいって Happy Birthday! と声をかける、という感じだそうです。
(で、これまで全員がクリスピークリームのドーナツだったそう)
そのお誕生日スイーツに、わたしの(ほとんど友達にやってもらって一回焼いたことがあるだけの)ヴィクトリアスポンジを持って行きたいと。
↑ 勝負にでてるな。 笑
きゃー ♡
いやちょっと待て、えらいこっちゃ
自分にはおろか人にケーキなんて焼いたことないし、それもホールケーキなんてどうやって人にあげるのかもわからない(箱とか・・どうするの??どうやって運ぶの?それも朝の通勤電車で)
しかも、チームの人数を考えると12等分のスライス。わかりやすい8等分でもあんな必死かつ下手だったのに、そんな難易度たかいこと、できる気がしない・・
で、渡す相手が友人ならまだしも 旦那様のチームの皆様に ですよ(笑)それもイギリス人にイギリス伝統のソウルスイーツ、ヴィクトリアスポンジを焼くという。
ケーキ二回目でハードル高すぎやろ(笑) プ レ ッ シ ャ ー

でも、イギリスに来てはじめての誕生日、イギリス人にとって特別な(前に紹介した Jamie Oliverの引用/あまい誘惑 ヴィクトリアスポンジをご参照ください))ヴィクトリアスポンジを奥さんが焼いてみんなにふるまう、ということ自体が何よりものプレゼントになるかなと。それに、なんといっても、美味しいし。
がんばりましたよ・・・
(控えめに言って、総括すると「闘い」でした)
予行練習したかったのですが、その翌日に船便94箱到着、2回の初プロムス(表編/裏話編)、はじめての歯医者、はじめてのヘアカットに10日間のイタリア、とてもそんな余裕がなく、誕生日の前日にぶっつけ本番です。

まずはコーヒーいれておちついて、レシピを確認。
レシピを教えてくれたえまちゃんに「いまから作るねん!」「型に紙ってどう張るの??」等々メールでやりとりして
そうだ、音楽はどうしよう。ふと思いついて、わたしをバレエの世界に笑顔で迎えてくれた大好きな(&その後のミラクルな出会いに繋げてくれた)CD を。
あのころ、大人バレエをはじめて右も左もわからず、でも楽しくて嬉しくてしょうがなかった。お菓子づくりのABCに目をまるくしてる今のワクワクと重なって、しあわせな気分で作れました♡
そう、作ってる間はうきうき♪
たのしい奮闘のキロクとまさかのフィナーレにつづきます

オーブンに入れたあと。わたしもキッチンも放心状態 笑
つづき
イギリス式に夫の誕生日を祝う(2)