![おいしく、楽しく、美しく!](https://stat.ameba.jp/user_images/20130812/19/ymode/5b/df/j/o0300045012644583327.jpg?caw=800)
ケンブリッジのあと、地元のパブで乾杯
流れにまかせて の続きとして、わたしの人生を変えた98年のイギリス留学と父のことを書いておこうと思います。
(きのうケンブリッジに行った「流れ」もあり)
ある人との短い出会いがきっかけで、語学留学に関してあきらめ調だった私が「会社やめてイギリス行く!!」と決めた昔話を以前書きましたが、その後のこと。
当時はネットもなくて、留学専門誌を買って国際郵便で資料請求をしたり、休みをとって本町(大阪)のブリティッシュカウンシルに何度も行って調べものをしながら、「ケンブリッジがいいな」と思いはじめてました。
ホームステイ代も含め1年間の留学費用も自分で捻出できるとわかり、入りたい学校も決めて、「最後にケンブリッジ英検 (*)のFCE/First Certificate of English を受けて帰る」という目標もつくり
* 130ヶ国以上で実施され年間300万人以上が受験する権威ある試験。生涯にわたる世界標準の英語力の証明となる、 とのこと。 FCE は英語を日常使用する職場で働きたい人向け/TOEIC:800~900 / TOEFL:500相当
数字や関連資料も用意して万全の体制で父に話をしたところ
あっさり却下されました。
会社を辞めて1年留学して、帰ってきてどうするつもりなの? 今のような会社にすんなり入れると思ったら大間違いだ。留学したらしゃべれるようになると簡単に考えてるんじゃないか? 「日本で必死で勉強したけど、もうこれ以上は現地にいかないと伸びない」ところまでやったならまだしも、そうじゃないだろう。甘すぎる。お父さんは賛成できない。
どれだけイギリス英語を勉強したいか、その熱意も話したのに、まさかの全否定で
でも、「できる限りのことをやった」ってレベルでは全然なかったし
且つ、帰国後のことは考えてなかったし
* というか「考えすぎて動けなかった」私が、生まれ変わったように行動に移したところ、父の阻止が入ったわけです
失敗ぎらいで怖がりの私にはじめて飛びこむ勇気ができたのに。悔しくて情けなくて、部屋にもどって大泣きでした。自分のお金で留学すると言ってるのに、こんなに真剣なのに、父に阻まれるとは思ってなかった。
でも父がだめだといえばだめで・・
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中学生のとき、キュロットをはいて塾に行こうとしたら、「なんだその格好は。それは遊びにいくときの服だろう。ちゃんとスカートをはきなさい」と怒られたりとか
(キュロットでもスカートでも勉強できるっちゅうねん!!!! 腹いせにグレてやろうかと思いながら着替えた)← グレる勇気はない
門限22時も大学卒業まで断固として変えてくれなかったし
でも、この家の娘である以上、父のやり方に従うか、家を出て自立するかで
私には家をでる根性は皆無。笑 ← 自分にも人にも甘いタイプ
***
これまでのシリーズから、お父さんのファンですと言ってくださる方も多いのですが(面白いから私も好きだけど) 頑固で読めなくて難しいところもある父。
父のこと (ナツカシの記事)
↑ 機嫌良くメール交わしてたら突然お叱りをうけたりとか!笑
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でも、父に対してこれまでで一番感謝していることが、あのとき「甘い」と却下した厳しさなんです。 結局留学しなかったケンブリッジに16年ぶりに行って、そのことを思い出しました。
長くなったので今日はここまで・・
偶然は必然(留学を決めるにいたった経緯。2008年の記事)
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流れがとまって「ええええ!??」ってことだってある。
でも俯瞰でみたら、「それもふくめて大きな流れ」なのではないかと思います。 渦中にいると気づかなくても、あとで広い視野で振りかえってみるとわかること。
流れにまかせて 今回イギリスに呼ばれたと感じた流れ
偶然、必然、その両方 「偶然は必然、と思わざるをえない。また、振りかえってそんな風に言ってるといいな」一年前、こんなこと書いてました。そしていま、やっぱりそうだったと感じながら、感謝の日々です。
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退屈すぎそうなワンちゃん ↑(笑)
今日の二枚めと三枚目は、こちらの記事の最後のお店にて。佇まいがラブリーなので、写真撮ってる観光客の方もよく見かけます。
★ English for Today
You just have to live with it.
ただ受け入れるしかない。そんなときもありますよね~
前回の表現と、ニュアンスはちがうけど本質は似てるな
Photo y/mode Facebook Page
後記:続きをアップしました
父に反対されてから