観客の心を掴んだひと(カーテンコールより) | おいしく、楽しく、美しく!

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カーテンコール


憧れのロイヤルオペラハウスへのつづき


バヤデールとは、インドの寺院に仕える巫女/舞姫のことで、主役は、ひときわ美しい舞姫のニキヤ(ロベルタ・マルケス)と、彼女と永遠の愛を誓った戦士ソロル(スティーブン・マックレー)


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右の二人が領主ラジャ(ギャリー)とその美しい娘ガムゼッティ(代役のチェ・ユフィ)

領主ラジャから、娘のガムゼッティと結婚するよう命じられたソロルが、彼女のあまりの美しさに目がくらみニキヤを裏切ってしまうことから始まる悲劇の物語。


ガムゼッティにはもともと実力派ラウラ・モレーラが配役されていて、「有無を言わせぬ美しさと強さ」がなければ話が成り立たないのですが、代役のユフィちゃんは線が細くキュートなイメージのダンサーなので、そこをどう演じるのか、大注目だったわけです。


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舞台に登場したガムゼッティは、圧倒的な美しさと自信、気品に満ちあふれていて、主役のプリンシパル二人を越えるほどの存在感。踊りの技術的なことはわからないけど、舞台でいちばん存在感と吸引力を感じました。


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カーテンコールでも、主役の二人へはもちろん最大級の拍手が贈られているんだけど、ユフィちゃんの時は、登場するや「待ってました!」とばかりに弾けるような拍手。瞬間湯沸かし器のような勢いというのかな・・コンマ一秒の差に、この日の主役はユフィちゃんだったのかも、と思いました。

先輩プリンシパル達の上に立つような役柄だっただけに、若手のユフィちゃんの堂々とした演技と踊りがいっそう映えたのかなあ。


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スティーブンとロベルタ・マルケスがお目当てだったのに、ユフィちゃんのことばっかり書いてる私。笑 

でも、例のベテランのおばあさんも、「彼女は different sort of character(ガムゼッティとは違うタイプのキャラクター)だと思ったけど、すごく良かった」と言っていました。まさに「キャラが違う」と、みんな始まるまで思ってたんじゃないかな。

さらに、幕間に知らない男の人が「ユフィがすばらしかったね! 彼女はモレーラの代役なのにすごいよ。あのフェッテも最高だった」と

なぜか私にユフィちゃんを絶賛してきたり(なんで?笑)

観客の心を掴んでいたことだけは確かです。

彼女がプリンシパルダンサーに一歩近づいた瞬間に立ち会えたような気がして嬉しかった。昨日の記事に「次に観る時はユフィちゃんのプリンシパル任命の時だったりしてね」と言ってくれた方がいたのですが、そうだったら素敵だな~♡


***


憧れのロイヤルオペラハウスへの写真では大きく見えたかもしれないですが、実はこの劇場、とてもこじんまりしています。

つまり席から舞台が近い。わたしの席は、昨日の写真の通り(いわゆるアリーナではなく)馬蹄型の「サークル」席の一番前でした。ヨーロッパの劇場に来てるって感じがします。

初のロイヤルオペラハウスでのバレエ鑑賞、大満足でした。

別れ際におばあちゃんがかけてくれた言葉。

Good luck with your ballet!

うれしかった♡