今日は、この作品が出版されることになったきっかけについて書こうと思います。
読書家で片っ端から本を読んでいたという涼さんが、あるとき 「こんなに好きだし、もしかして自分も書けるかな?」 と思いたち、2ヶ月半ほどかけて書いたのがこの作品の原石。出版社に持ち込んだわけでもなく、そのまま眠っていました。 小説を書いたのはこの一作品だけ。
その後しばらくして、とあるエッセイ(詩)のコンテストに応募した涼さん。その作品が目にとまり、出版社から「何か書きためている作品があれば見せてください」と連絡があり、今回の出版が決まったそうです。
と書くといとも簡単に聞こえますが、出版社には日々たいへんな数の作品が持ち込まれていて、その中で出版を検討できるレベルに達しているのは、ほんの一握りなのだそう。
出版が決まってからが、また大変。 原石を磨いて 「アンテロープの窓」 を作りあげ (この時点では "原稿を読んで " の写真のゲラです)、編集者さんや、最終的には校正者さんも交えてさらに完成度の高い作品へと推敲し、本を作ってゆく作業には、血のにじむような努力が・・
そんな中カバーや装丁のことで私にも気を使ってくださり、本当に頭の下がる思いでした。
「アンテロープの窓」は、気になるストーリー展開にどんどん引き込まれていき、きづくと深いテーマ(こころのこと)に自分のことを重ねていた・・ そんな作品。 さらりとおもしろい語り口、雰囲気のある美しい文章が、心地よくてすう~っと入ってくるんです。 ブログの読者の方から、作品や写真の感想をちらほらいただいて、私も感激しています。
明日8月21日(土)~9月3日(金)、紀伊国屋書店内のKINOビジョンにて「アンテロープの窓」も紹介されるそうです。モニター前に作品も並ぶそうなので、機会があったらぜひお手にとってみてくださいね。私も見に行きます!



