オルセー美術館展へ(会えた!編) | おいしく、楽しく、美しく!

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Private Salon
Le Papillon Bleu

オルセー美術館展2010 へ行ってきました。


ポスト印象派は個人的にも興味があって、観たかった作品を目のまえにできたよろこび、そして 「この絵、すき!」という発見のよろこび、そのどちらもに溢れた2時間あまり。 (平日の午後でしたが、ふつうに鑑賞できました)


会うのをたのしみにしていたのは、ドガの「階段を上がる踊り子」やモネら印象派の作品にはじまり、セザンヌ、ロートレックの油彩、ゴッホなど。



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セザンヌ 「台所の静物(籠の果物」 1888年-90年/オルセー美術館


モティーフを複数の視点から捉えるセザンヌの静物画の中でも、最も有名な作品の一つ。


独特の平面的な筆触、計算された力づよい画面構成。ゴーギャン、ベルナール、ナビ派など、一部の若い画家たちに熱狂的に支持され、のちにキュビスムや抽象絵画などにも多大な影響を及ぼしたといわれるセザンヌ。


今回の展覧会はポン・タヴェン派~ナビ派の作品の展示もすばらしく、その場でセザンヌの影響をみることができたのもうれしい。




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フィンセント・ファン・ゴッホ 「星降る夜」 1888年/オルセー美術館


だいすきなゴッホの青。 ひたひたと心の深いところまで届いて、すうっと、触れずに撫でてくれるような・・ こういう色をうみだすのは、彼の精神の脆さゆえだったのかな。 


冴え冴えとした星と、水面に映る温かいガス灯、そのひかりの描写のちがいにもみとれました。 



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フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの寝室」1889年/オルセー美術館


「絶対的な休息を描きたかった」というこの作品は、(3枚あるうち)母と妹に贈るために描いた最後の一枚。 ゴッホの絵にひかれる理由のひとつは、色づかい。これはトーンはやわらかいけど、(私のなかでゴッホのイメージである)青と黄の配色。他には装飾的な要素や、いろの塗り方も好きです。 この床の描写、すごく見入ってしまいました。


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アンリ・ルソー 「蛇使いの女」1907年/オルセー美術館


するすると気持ちよさそうに首をのばす黒蛇と、シルエットでうかびあがる蛇使いの女。月明かりに照らされ黄金色を帯びた草と花たち。ばら色の水鳥。幻想的で、完成された世界。想像していた以上にすばらしかったです。 (こんな絵を、想像だけで描けるなんて!)


パリの税関職員だったルソーは、40代に趣味で絵を描き始めた独学の日曜画家。退職後の50代に描いた作品が名作として広く知られています。 好き、というのはものすごいエネルギーと可能性を生み出すんだな。


(「発見!編」につづきます)