スローカーブをもう一球 | サザクロノート

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ゆるーい毎日の記録

世間の小中学校が夏休みに入り、夏の甲子園大会出場校も
出揃った今日この頃・・・皆さんいかがお過ごしですか?

変なはじまりになりましたが・・

この時期になると、丁度夏休みの宿題をやらねば・・という
嫌な気持ちと、友人たちと遊ぶ算段でワクワクした気持ちが
入り混じっていたのを思い出すもので。

夏休みの宿題で一番嫌だったのが、読書感想文だったのですが
その嫌な気持ちを初めて打破してくれたのが、山際淳司さんの
『スローカーブをもう一球』でした。

短編集ですが・・その中にある「江夏の21球」はもちろん、
標題にもなった「スローカーブをもう一球」が、当時中学2年だった
私の読書感想文嫌いを治してくれた、珠玉のお話。

エッセイみたいな・・事実とその時の状況を時間経過とともに
綴った気持ち良い切り口で。

毎年、この時期に再度読み返したくなる一冊です。

ちょっと心躍るというか・・

涙目になるというか・・

私にとってはそんな一冊。


もう夏本番ですねぇ。