最近、「Excelが開けない」或いは「Excelを開けば強制終了」などの不具合が多く発生しています。
これは、2019年1月2日に提供が開始されたExcel 2010用の更新プログラム「KB4461627」によるものですが、これで苦しんでいる方は以下の対策方法で簡単に解消できます。
「KB4461627」が不具合の根源となっているので、これをアンインストールすることで不具合は解消します。
キーボードのWindowsボタンを押したまま「R」キーを押すと、「ファイル名を指定して実行」という画面が表示されます。
「名前」の入力欄に「appwiz.cpl」と入力して、「OK」をクリックします。
すると、「プログラムと機能」という画面が表示されますが、左上にある「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
「インストールされた更新プログラム」という画面が表示されますが、右上の検索窓に「KB4461627」と入力します。すると、この文字を含んだデータが表示されます。
このデータをクリックすると、「コンピューターからこの更新プログラムをアンインストールしますか？」と表示されますが、「はい」を選びます。
再起動が必要な場合再起動して、Excelファイルを開いてみてください。
「KB4461627」をアンインストールしてもExcelが起動できない場合、他に「KB4032217」、「KB4032225」、「KB4461616」という項目があればアンインストールします。
2010年版のExcelだけにプログラム異常が発生したようで、Office 365 を利用していたり、Office 2019などで最新のExcelを利用している場合は、今回の「KB4461627」の問題には該当しません。
ということで、やはり最新のOfficeを使った方が安全でしょう。