Windows10を格安で使う方法をご紹介します。
Windows10には、パッケージ版・DSP版・OEM版の3つの販売形態があります。この3者は機能的に違いがありませんが、価格と販売形態などが異なっています。
ここでは、Windows10パッケージ版・DSP版・OEM版の価格と販売形態の違いを比較して、どれを購入するとお得かをご説明します。
販売方法による違い
パッケージ版とは、箱に説明書やインストールメディアを入れて発売される形態です。Windows10 からUSB メモリによる提供に変わりました。購入するとWindows10のUSBメモリとプロダクトキーがもらえます。Windows10パッケージ版のメリットは、インストールされているPCからアンインストールして、他のPCにインストールして使うことができます。
Windows10 DSP版は、PC パーツとセットで販売される形態です。Windows10 DSP版をインストールされているPCからアンインストールして他のPCにインストールする場合、セットで購入したPCパーツと一緒に移動しないと使えません。 セットにしたPCパーツが壊れると使えなくなります。
Windows10 OEM版とは、メーカー製のパソコンなど、購入時にすでに対象のWindowsがインストールされた状態で売られているライセンス形態。最初からパソコンにインストールされているのでインストール不要。Windows10 OEM版はそのパソコンにしか利用できません。他のパソコンに移動する形でインストールができません。
価格による違い
Windows10 パッケージ版の価格は、OEM 版とDSP 版と比べると高いですが、Microsoft 社の無償サポートが付きます。
アマゾンから調べると、Windows10パッケージ版の値段は下記のとおりです。
Windows10 Homeパッケージ版 18,230円
Windows10 Proパッケージ版 24,916円
公式サイトでは、Windows10 Home は19,008円(税込み)、Windows10 Proは27,864円(税込み)で発売されています。
Windows10 DSP版の価格は、パッケージ版より安いです。「kakaku.com」から調べると下記のとおりです。
Windows10 Home 64ビットは12,980円で、パッケージ版より(18,230円-12,980円=)5,250円安い。Windows10 Proは18,480円で、パッケージ版より(24,916円-18,480円=)6,436円安い。
Windows10 OEM版はパソコンの価格に含まれているので、正確な価格は不明です。パッケージ版・DSP版と比べてもっとも安いとされています。
Windows10 OEM版は最初からパソコンにインストールされているので、新規パソコンを購入する方に最得ですね。実は、単体でも発売されています。 ネットショップでWindows10 Pro OEM版を8,900円の激安価格で販売されています。
最後に
以上で、Windows10パッケージ版・DSP版・OEM版の価格と販売方法の違いをご紹介しました。
コスト的に見ると、Windows10 OEM版が最得。Windows10 パッケージ版より(24,916円-8,900円=)16,016円安い。Windows10 DSP版より(18,480円-8,900円=)9,580円安い。
ただし、Windows10 OEM版はそのパソコンにしか利用できません。他のパソコンに移動する形でインストールができないのがデメリットです。
他のパソコンに移動して利用する必要があるなら、Windows10 パッケージ版がおすすめ。これが高いと思うなら、パッケージ版よりやや安いWindows10 DSP版がおすすめ。