Office 2019はいよいよ登場!Office 2019で提供される「Word 2019」がどう進化したか、新機能をいちいち体験してみましょう。
Word 2019(Windows版)の新機能
Word 2019では、デジタル ペンを使用した描画と書き込み、読字障害を抱えるユーザーのために字幅の調整や読み上げ、読み上げ部分のハイライト(フォーカスモード)を行う「学習ツール」、翻訳など、文書を操作する新しい機能が搭載されます。
翻訳機能
Word 2019では、翻訳機能が追加され、「翻訳」を使用して単語、語句、または文を別の言語に翻訳できます。
「校閲」→「翻訳」→「文書の翻訳言葉の設定」の順にクリックします。
次に、「翻訳先の言葉」を選択して、「翻訳」をクリックします。
翻訳済みのドキュメントは別ウインドウで開きます。
読み上げ
Word 2019では、読字障害を抱えるユーザーのために字幅の調整や読み上げ機能が追加されています。
文書を見て目が疲れた時は、文字間隔、列の幅、ページの色を調整することで目を休めます。また、Word 2019で読み上げられる文書を聞くこともできます。読み上げられているテキストは強調表示されます。
「表示」タブから「学習ツール」をクリックします。
- 列幅:線の幅を変更して視点や理解度を向上させます。
- ページの色:目の疲れを低減し、テキストを読みやすくします。
- テキストの間隔:単語間、文字間、行間の間隔を拡大します。
- 音節:単語の認識力と発音を向上させるために、音節の切れ目を表示します。
- 読み上げ:各単語を強調表示しながら、文書を読み上げます。
デジタルインク機能の強化
Word 2019では、注釈の手書き入力、テキストの強調表示、図形のすばやい描画が可能です。
「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」の順にクリックして、表示されたダイアログ ボックスの右側のボックスで、[描画] チェック ボックスをオンにします。
すると、「挿入」の右に「描画」が入り、これを使用すれば、注釈の手書き入力、テキストの強調表示、図形の描画などが操作できます。
アイコンとSVGの追加
Word 2019では、アイコンやSVG(スケーラブル ベクター グラフィック )をドキュメントに加えます。色を変更したり効果を適用したりして、ニーズに合わせて編集することができます。
アイコンを挿入するには、まず「挿入」→「アイコン」の順にクリックします。
すると、「アイコンの挿入」画面が表示されますが、アイコンを選択し、右下にある 「挿入」をクリックします。
3Dモデルでクリエイティブに
Word 2019では3D モデルを簡単に挿入し、完全に360度に回転できます。読者は、それを回転させることもできます。
「挿入」タブから「3Dモデル」をクリックして、「ファイルから」或いは「オンラインソースから」を選びます。
①を使用して3D モデルを任意の方向に回転するか傾けます。クリックしたままマウスでドラッグします。
②を使用して画像を拡大、縮小できます。
③を使用して画像を時計回りまたは反時計回りに回転することもできます。