米Microsoftは、現地時間8月30日、10月2日より個人向けOffice 365サブスクリプションでのインストール台数を無制限にするとともに、最大5台まで同時利用できるようにすると発表した。

 

対象となるのは、海外で個人向けに提供されているOffice 365 HomeとPersonal、そして日本国内向けのOffice 365 Soloです。

 

 

2018年10月2日まで、個人向けOffice 365のインストール可能台数:

 

Office 365 Home:5台のPCあるいはMac、5台のタブレット、5台のスマートフォン
Office 365 Personal:1台のPCあるいはMac、1台のタブレット、1台のスマートフォン
Office 365 Solo:2台のPCあるいはMac、2台のタブレット、2台のスマートフォン

 

10月2日以降はこの台数制限が撤廃され、一律に「インストール数は無制限、同時に最大5台のデバイスでサインイン可能」と変更になります。

 

6番目のデバイスにサインインすると、「制限に達しました」と表示されるので、別の使用していないデバイスからサインアウトすればいい。

 

また、Office 365 Homeでは1つのサブスクリプションライセンスで5人のユーザーが利用可能でしたが、これが6人まで利用可能となります。

 

これまで見て、多くのユーザーは、価格は上がるかどうかについて疑問を持つでしょう。

 

価格は相変わらないので、ご安心ください。

 

Office 365 Home:99.99ドル(約11,000円)
Office 365 Personal:69.99ドル(約7800円)
Office 365 Solo:12,744円

 

これまでインストール可能台数で差が付けられてたPersonalとSoloで、これから実質差がなくなりますが、価格を考えるとSoloのメリットがない状態となってしまいます。

 

HomeはPersonalよりすこし高いですが、6人のユーザーまで利用できるのがメリットの大きいところ。つまり、6人家族の場合、年間99.99ドルで、全員がOfficeのアプリを利用可能となります(ただし、同時に使えるのは5人まで)。

 

ということで、Office 365 Homeを購入するのが一番お得に感じます。