2013年から法人向けOffice 365が提供開始。Officeユーザーにとって導入の選択肢が広がりました。そこで、改めて疑問に思ったのがOffice 365をOffice 2016と比べるとどっちがお得かということ。

 

筆者にして見れば、やっぱりOffice 365がOffice 2016よりお得ですが、以下ではそのお得になる五つの理由をご説明します。

 

 

最新Officeを常に無料で

 

永続ライセンス型のOffice 2016(以下ではOffice 2016と言う)は最新バージョンのOfficeを使いたいなら購入する必要があります。

 

Office 365なら、契約期間内に最新バージョンのOfficeを無料で使えます。

 

Officeは、2000年、2003年、2007年、2010年、2013年、2016年と、だいたい3年ごとにバージョンアップしています。
最新バージョンが出たら必ず買い替えなければいけないわけではないけれど、常に更新できるOffice 365なら気にする必要がない。

 

公式発表によると、Office 2016の次期バージョンのOffice 2019 は2018年後半にリリース予定ですが、Office 365なら契約期間内に無料でバージョンアップできます。

 

年間または月間で契約可能

 

Office 2016は買い切り型で、(Office Home & Business 2016、37,584円)一回でそんなに多くの料金を払うのになかなか手が出せない方がいるでしょう。

 

Office 365なら月単位或いは年単位で契約することができます。例えば、Office 365 Soloを年間で契約したいなら、12,744円を払えば一年間利用できます。

 

すべてのOfficeアプリが使える(Office 365 SoloとHome Premium)

 

Office 365では、Office 365 Solo とOffice 365 Home PremiumはWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher、AccessのすべてのOfficeアプリが利用できます。Office 365 BusinessはPublisherを利用できません。

 

Office 2016ですべてのOfficeアプリを使うためにはOffice Professionalが必要です。

 

ビジネスを大きく飛躍させるためのクラウド機能

 

Office 365では、ビジネスの必要に応じて、Officeユーザーに強力なクラウドサービスを提供しています。

 

1TB のOneDriveが付与され、どこからでもファイルにアクセスすることができ、社内外の人とのファイル共有、共同編集もできます。

 

Exchange は、高度なセキュリティと信頼性を兼ね備えています。メール、連絡先、予定表を複数デバイス間でリアルタイムに同期するため、どこからでも最新の情報にアクセスすることができます。

 

最大250名が参加できるオンライン会議を開けるビジネス版の Skype。 (通常のSkypeでは最大25名)。

 

詳しい内容について、クラウド機能の魅力に惹かれて、Office 2016からOffice 365へ乗り換えた

をご覧ください。

 

複数のデバイスで利用可能

 

Office 365 Soloは一ライセンスにつき二台(Windows PC または Mac、2 台のタブレットおよび 2 台のスマートフォン)までインストールできます。

 

Office 365 Home Premiumは五台(Windows、Mac、iPad、Android、iPhone)にインストールできます。

 

Office 365 Businessは最大15 台(PC または Mac5台、タブレット5台(Windows、iPad、Android)、スマートフォン5台)までインストールできます。

 

これに対し、Office 2016は最大二台までインストールできますが、Macなら二台のMac、Windowsなら二台のWindowsのようにインストールします。

 

 

以上で、Microsoft Office 2016を購入するなら、永続ライセンスのOffice 2016よりOffice 365を契約した方がいい五つの理由をご紹介しました。
Office 購入で困った時の参考になれば幸いです。