Office 2016！Microsoftの最新バージョンのOffice。
近年のサブスクリプション版Office 365 の登場により、Office 2016の販売形態が複雑になったので、分かりやすく整理しました。
家庭用Officeの販売形態を大きく分けて三つに分類しました。
Microsoftの公式では「Office Premium」という名称で使われています。パソコンを買った時に最初から入っているOfficeです。
インストールされていたパソコンが壊れるまで使用することができます。
最新版Officeへのアップグレードも可能です。
しかし、買ったパソコンでのみ使用可能で、他のパソコンへのライセンス移管などは不可能です。
他にも1TBのオンラインストレージや毎月60分間の無料Skype通話サービスなどのOffice365サービス（1年間）が付属します。
価格は、単品で販売されていませんので付けませんでした。パソコンを新規購入する方にぴったりです。
永続ライセンス版とは、代金を支払ってライセンスを購入し、Microsoft社のサイトからOffice 2016をダウンロードしてパソコンにインストールする形態です。
買い切り型のライセンスで、Office 2016のサポートが終了するまで追加費用が発生しないため「永遠ライセンス」といえます。
普通は、「Office 2016」と言ったら、永続ライセンス版を指しています。
Office 2016永続ライセンス版には、主に三つのエディションがあります。
Office Personal 2016 （Word、Excel、Outlook、32184円）
Office Home＆Business 2016 （Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Onenote、37584円）
Office Professional 2016 （Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Onenote Publisher、Access、64584円）
パソコン2台にインストールすることを前提に考えると、プリインストール版よりも安くなります。
二台のWindows或いは二台のMacのようにインストールできます。
Microsoft公式ページではダウンロード版は定価ですが、各通販サイトではかなりの額が割り引かれているので購入は公式以外の方がいいでしょう。
サブスクリプション版とはMicrosoft Officeの新しい利用形態です。永続ライセンス版と最大の違いは課金方法です。
これは、購入ではなく、借りて使用した期間だけ代金を払う方式です。つまり、ソフトを購入するのではなく、月額使用料を払って利用することになります。
サブスクリプション版には、家庭とスモールビジネス向けのOffice 365 Soloがありますが、その機能は、
常に最新のOfficeが使用可能
2台のPCにインストール可能
Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Onenote、Publisher、Access全てのOfficeアプリが利用可能
Office 365サービスが利用可能
2台インストール可能なのは、Windowsだけでなく、Macにもインストール可能で、それぞれの最新版のOfficeが利用できます。
月単位で契約するなら1274円ですが、年単位なら12,744円です。長年間使うと、値段がめちゃくちゃ高くなります。
それぞれの特徴や販売形態を説明しましたが、結局はどれを購入すればいいのでしょうか？
プリインストール版は新規パソコン購入の方に最得
永続ライセンス版はOfficeを長年間使う方に最得
サブスクリプション版はWindowsとMacの両方で使う方に最得です。