先日、10.1インチ以下の端末では無料で使える「Office Mobile」について書きましたが、
Office MobileがWindows 10でも、無料で使えることをご存知だろうか。
今回は、Windows 10版 Office Mobileの機能と使い方についてご紹介します。
Office Mobile はタッチ操作や狭い画面に最適化したOfficeアプリ。
Windows 10版 Office Mobileは、10.1インチ以下のタブレットならば無料で全機能が利用可能。Surface Pro 3など大型のタブレットやデスクトップでも無料でインストールできますが、閲覧しかできない。
Windows 10版 Office Mobileは、（10.1インチ以下のタブレットなら）Wordで簡単な資料を作ったり、Excelでちょっとしたグラフを作成する程度ならまったく問題ありません。
共有機能もあるので、仕事仲間とのドキュメントの共有も簡単だ。編集したドキュメントはPDF形式で書き出すことができ、メールで送信するのも簡単だ。
また、デスクトップ版のOfficeとも互換性が高いので、相手先のPCにMicrosoft Officeがインストールされているなら、そのまま送信しても問題なく開ける。
しかし、マクロ（自動実行処理）のように高度な機能を使うならOffice 2016が必要だ。
ダウンロードとインストール
Windows 10 PC のストアにアクセスして、「office」と検索すると、Word Mobile、Excel Mobile、PowerPoint Mobileが表示されるので、それぞれをクリックして、無料でダウンロード＆インストールできます。
Microsoftアカウントが必要
インストールしたOffice Mobileを使用するにはMicrosoftアカウントでサインイン（ログイン）する必要があります。
パソコンにMicrosoftアカウントでサインインしている場合には不要かと思いますが、ローカルアカウントでログインしている場合には個別にサインインする必要があります。
例えば、Word Mobileを起動したら、右上の「サインイン」をクリックします。
「Microsoftアカウント」をクリックします。
「Microsoftアカウント」を入力してログインします。
“Microsoftアカウントを使ってこのデバイスにサインインしますか？”と表示されたら『このアプリにのみサインインする』をクリックします。
アカウントが追加されれば完了です。
Office for Windows 10はマクロなど高度な機能がないのは非常に残念。
しかし、従来のOfficeと互換性は高く、家庭で使うなら十分な機能が備えているから、個人利用の方に最適でしょう。
仕事で使うなら、Office 2016を購入する必要があります。