Microsoftは、iPhone/Android向けに無料の「Office Mobile」を提供しています。
これは、画面サイズが10.1インチ以下の端末に提供されるOfficeで、WordやExcel、PowerPointの閲覧や編集などの基本機能は無料で利用できます。
筆者は、iPhoneで試して見たが、超便利です。
10.1インチ以下の端末で無料使える
Office Mobile無料で使えるのは画面サイズが10.1インチ未満の端末で、10.1インチ以上の場合、Office文書の閲覧はできるのですが、編集はできません。
例えば、iPhoneは一番画面が大きい機種でも5.8インチ(iPhonex)ですから全機種が無料利用可能です。
Microsoftアカウントが必要
Office Mobileの編集機能を使うには、Microsoft アカウントが必要です。まだアカウントを持ってない方は新規作成する必要があります。
Microsoft アカウント新規作成はこちら
Office Mobileのダウンロードはこちら
アカウント作成後、Office Mobileをダウンロードして、ユーザーアカウント(メールアドレス)とパスワードを入力すれば初期作業は完了した。さっそく使用してみよう。
個人利用に十分な機能が備わっている
まずはWord Mobileを使用してみました。Wordでは、テキスト入力や文字サイズ・フォントの変更が可能です。
新規に作成するのであれば、テンプレートが利用可能です。テンプレートは、「議題」、「アウトライン」、「レポート」の3種類があります。データの表示に関しては画像やグラフ、SmartArtにも対応しています。
PC上で作成した文書を開くことも可能で、既存文書をOffice Mobileで編集しても、フォーマットが崩れることはありません。
つづいてExcel MobileとPowerPoint Mobileも使用してみました。
Excelもテンプレートが用意されており、予算、イベントスケジュール、マイレージ記録のテンプレートが使用可能です。
Office Mobileは、OneDriveで共有したOffice文書にアクセスできます。
OneDriveを使用して、PCからiPhoneにデータを移行してみましたが、 Word、Excel、PowerPointに加え、JPEG形式の画像データもiPhoneで閲覧できます。
商用利用できない
Office Mobileは無料で商用利用することはできません。無料で利用できる編集機能は、あくまで「非商用目的の利用」に限定されます
すなわち、会社で作成した文書を外出先で編集したい場合、上記の基本的な編集機能を利用できるとしても、ライセンス上は禁止されているということ。
まとめ
以上のように、Office Mobileは商用利用できなくても、個人で利用するに十分な機能が備わっています。
タブレットやスマートフォンでいつでも、どこでも、Office を使えるのが超便利でしょう。
Office Mobileを商用利用したいなら、Office 365を契約する必要があります。
MacでOfficeを商用利用するなら、激安Office Home & Business 2016 for Macをお勧めします。