五月最後の一週間が始まりました。関東南部は天候がすぐれないようなので、体調に注意しましょう。
デアゴスティーニの「暴れん坊将軍DVDコレクション Vol.27」の第81話「姿なき勇士たち」に特別出演した丹波哲郎は、流石の演技でした。
「姿なき勇士たち」とは影ながら活躍する御庭番のことで、第81話は、吉宗が紀州から連れてきた根来組を妬む伊賀組の争いについて、伊賀組の頭領がケジメを付ける物語です。
GMEN'75の黒木警視正が部署のトップであるため「静」の演技であるのと対照的に、御庭番・伊賀組の頭領という役柄、「動」の演技が素晴らしかった。
もっとも、弟子(宮内洋)と勝新太郎の弟子(松平健)の前で中途半端な演技など出来ようもないでしょうね。
また、他のゲスト出演者は物語をとても盛り上げていたと思います。
1)結城なほ子 GMEN'75の小田切警視の秘書役
2)三浦リカ とにかく可愛い
3)宍戸大全 時代劇の特技指導でよく名前を見かける
4)福本清三 ご存知の斬られ役
さらに、第79話「天下御免!おふくろの味」では珍しい牧冬吉の武士姿もありました。
では、画像をご覧ください。
「暴れん坊将軍DVDコレクション Vol.27」の表紙
結城なほ子
伊賀組頭領の叱責後の表情による演技はGMEN'75では見られなかったように思います。
クライマックスの「くノ一姿」が新鮮に感じます。
登場場面はオープニング直後の1)御庭番を罠に嵌める、2)御庭番の隠れ家を襲撃する、3)頭領の叱責、4)クライマックスでした。
GMEN'75より登場場面と台詞が多く、大活躍といってよいかと思います。
→台詞は丹波哲郎より多かったかも知れません。
三浦リカ
物語の構成上、悪役っぽい表情ですが、本来はとても可愛いと思います。この後も何度かゲスト出演しています。
また、日本版スパイダーマンにも出演していました。
宍戸大全
どのような御仁か気になっていたので、お顔を見ることができて嬉しいです。
画面に登場するのは二度目です。一度目は山伏姿でしたが、残念なことに特定できませんでした。
福本清三
丹波哲郎に面と向かっての長台詞は緊張したのではないでしょうか?お見事でした。
胸元が大きく空いているのが特徴でしょうか?
丹波哲郎
とにかく格好いい。均整のとれた顔立ちが実に男前ですね。
デアゴスティーニの冊子に記載された情報によると、宮内洋が撮影のために京都に通うのが大変なために降板することとの配慮だとする説があるそうです。
丹波哲郎のゲスト出演は今回限りですが、ジュニアは何度かゲスト出演します。
暴れん坊将軍Ⅲ81話より
降板後の宮内洋はGMEN'75にレギュラー出演します。
御庭番の藪田助八はもうすぐ見納めです。
GMEN'75第235話「師走のトリック殺人」より
夏木マリがシシドカフカみたいですね!?
牧冬吉
武士姿は珍しいと思います。
何故か人相が違う気がします。町人姿だと「白影さん」だと判るのですがね。
佐々木剛
二度目の登場です。
ご存知、仮面ライダー2号=一文字隼人です。
最後に、暴れん坊将軍で八代将軍吉宗のライバルとして物語に緊張感をもたらせていた、尾張大納言徳川宗春役の中尾彬さんがお亡くなりになりました。
とても残念です。
「愛のエプロン」で包丁を2本使った調理方法を見て「お父さんの映画を観てるようだ」、「〇〇ではなく違う料理だと思ったら、とても旨い」と言っていたのが、とても印象に残っています。
辛口のコメントが多かったそうですが、本来は優しい人だったのでしょうね。
それでは!!