本当の意味のカラダの温め方 | 漢方の力で素敵なライフスタイルを

漢方の力で素敵なライフスタイルを

久留米市で薬剤師をしている今村葉子です。
漢方の力を上手に使って、より健康に、より溌剌とした素敵な毎日をみなさまに送っていただきたいと願っています。

〜身体からのサインを傾聴する〜 

養生生活案内人・今村葉子です


いつまでも暑い!

と思っていたら

急激に寒くなって

アタフタしてませんか?


私はアタフタしました😂



冷えてくると

さー!カラダを温めねば!と

こぞって生姜とか使い始めますよね


もちろん乾燥させた生姜🫚は

乾姜というカラダを温めてくれる生薬です

ただ刻んで入れるのと違って

格段に効果が上がるので

ぜひ手作りしてみてくださいね

簡単です♪


でも


生姜だけ食べれば良いのか?

温かい飲みものを飲めば良いのか?

冷えないように重ね着すればいいのか?


これらは全てが対症療法に過ぎません


取り敢えず防いでいるだけに

留まります


本当のインナーケアの着地点は

そもそもが

冷えないカラダを作る

ことにあります


本来

人はどうやって自分のカラダを

温めているのでしょうか


それは、、、


筋肉

 ポンプの役目を果たして

 血を巡らせて熱を生みます 

 

代謝

 エネルギーを作り出す過程で

 熱を生みます

 漢方では「氣」が関係します


血流 

 作り出された熱をカラダ全体に

 届けます

 血行が悪いと冷えます


これらのチカラで温めるので

弱っているところをケアしていくと良いです


どんなタイプに分かれるかというと


氣血不足タイプ

氣も血も不足しているタイプの方は

女性に多いですね


血は脾胃(消化器)のチカラで作られていくので

まずココを強化していくのが大事


夏に冷たいものを多く飲んでしまった方は

胃に水が溜まりがちで

消化機能が衰えてしまい

→やる気が出ない

→チカラが出ない

→眠りが浅く下痢軟便

→肌が乾燥して経血が少ない


こんな方は、まず

・胃腸を弱らせない

・お腹が冷えないように衣服を調整

・冷たい飲み物を控える


つまり

 脾胃のケア


 お勧めは和食です🍲


血行不良タイプ

ストレスや運動不足で血がドロドロタイプ😓

血液の流れが悪くなり

温まって血液が巡らない方


→肩こりがひどい

→生理の時にレバー状の塊が出る

→睡眠が浅い

→ストレスが溜まりやすい

→目の下にクマ


こんなタイプの方が気をつけることは

・カラダを動かす努力をする

・生活リズムを整える

・あっさりした食事

・ご飯とお味噌汁をベースにした和食

・夜11時には就寝


つまり

  肝のケア



 このタイプは睡眠がすごく影響してきます
 質の良い睡眠のために
 早く寝ることを心がけると良いです

陽気不足タイプ

こちらは本当に弱っている方になります💦

高齢者や元々が虚弱体質の方で

→風邪をひきやすい

→足腰がだるい

→手足全てが冷える


こうなってくると

・とにかく温める

・睡眠と休養をしっかりとる

・歩いて足腰に刺激を与える


つまり

 補腎が必要



 ひたすら温めて休養すること



気温以上に

なんかやたらと冷えるよね🥶

と感じたら

ご自分がどのタイプなのかなぁと

向き合って考える時間も

良き時間となります⏳


まずは、なんと言っても

生活スタイルと食事を見直すことが大切です

これぞ養生生活です


そして

そこに漢方を足したり

インナーケアのサプリを足したりすると

効果が上がり

結果も早く出ます


外は寒くても

心も身体もポッカポカの生活を送り

ニコニコ笑顔な冬を迎えたいですね


漢方カウンセリングのお申し込みはこちらからお願いします


カウンセリングは

平日のお昼休みに行っています

普段は調剤業務があるため

お時間の確保が難しくなっています


急ぎでは、ご予約が取れない場合もありますので、ご了承ください