毎年ある健康診断ですが、あれがもうイヤでイヤで。なぜならすっかり存在理由があると思えなくなって久しいからです。でもなんだか絶対受けなきゃならない、だそうで、渋しぶ受けるのですが、まあ必ずどこか不具合がある、という結果になります。以前はそれなりに年齢を重ねたし、その分どこかしら具合の悪いところも出るのは仕方のないことと思っていました。だから健康診断の結果が出たあと、病院で再検査することになるのですが、いつも要経過観察という結果となります。最初はこのように小まめに診断することで、重篤な病気を未然に防ぐことができるのだろう、という意識でした。けれども健康診断についていろいろ情報が積み重なってくると、考え方も変化してゆきます。それと再検査の費用がやたらと高い! それだけでもう、うんざりとしてしまいます。そんなこんなで、今では再検査など全くしなくなりました。別に体調に悪い方向での変化とか起きてないですし。まあ今後も必要ないかなと。

 

その健康診断ですが、よくよく考えてみると害の方が大きな検査なんてものが、いくつかあるように思えます。例えばバリウム検査とか。一度受けたことがあるのですが、もう二度と受けたくありません。もし必ず受けなければならない、ということになると、絶望感しかありません。ところがこの検査、必ず受けなければならないということはなく、断っても差し支えないのだそうです。ということで、バリウム検査は今に至るまで、再度受けるということはありません。この検査についていろいろ調べてみると、芳しくない結果ばかりが出てきます。苦しいわりに効果は少ないだの、医師は誰もこの検査を受けないだの。さらには医学的メリットよりも、安価であったり簡便であったりという、行政や企業にとってのメリットが大きいという、身も蓋もない事由まで見受けられます。果てにはこの検査はただの利権だ、なんて意見まであります。利権かどうかはともかく、少し調べただけでもいろいろ目も当てられない結果が出てきますね。これ以外にもエックス線検査なんてどうなのでしょうか。あれを毎年受けるわけですが、この検査から得る恩恵よりも、エックス線による被曝の害の方が大きい、ということはないのでしょうか。

 

検査内容についていろいろ調べてみると、なんだか首をかしげるような情報がたくさん出てきます。このなかでも興味を引いたのは某ブログ記事ですね。「『総死亡率が一番少ないのは血圧160の人、認知症が一番少ないのはなんと血圧185の人だった』という医学者の対談記事(https://nofia.net/?p=34870)」というものですが、題名にある通り血圧検査に対する疑念が語られています。まずこの記事にある対談では、のっけから健康診断の問題について述べています。海外では健康診断は効果がそれほど得られないうえ、医療費高騰や薬害といった不都合な作用が働く、という理由で健康診断を実施していない、という話から始まります。この時点で日本の健康診断制度は一種の利権なのだな、と匂わせてくれますが、それはともかく、健康診断で血圧を測ると普段より高めの数値になる人が多いのだそうです。診断中は緊張して一時的に血圧が上がってしまうのですが、そのために高血圧と判定されてしまう。つまりは血圧が正常な人も異常扱いされてしまうということですね。

 

このブログ記事内で、「なにがなんでも高血圧の患者を増やすんだという狙いが透けて見えるようです」なんて書かれていますが、当記事の冒頭にある「血圧の治療目標値を“年齢に関係なく”「130/80mmHg未満」に下げる」というくだりと合わせて考えてみると、健康維持のために血圧を測るのではない、ということがなんとなくわかってきます。それ以外にも、「血圧の高い人のほうが死亡率は低い。認知症になる人も少ない」とか、「薬を減らしたら、寝たきりの人が歩きだした」など、これまで常識とされてきたことと異なる事態が語られています。健康診断と話しがズレてきてしまいましたが、それでも健康診断の実施が本来の目的から大きく外れていっているのではないか、という疑問を抱くには充分な内容に思います。