なんだか日本国内でお米がだだ余りだそうです。コメ価格の暴落のみならず、米農家を廃業する人びとも少なくないとか。一昨年から去年にかけて発生したコメ価格暴騰から一転。極端から極端へと変転する事態は、農業が根源的に持つ生産業の難しさを端的に表わしています。わたしが定期的に購入している有機玄米も、かつては5キログラム6,800円まで値上がりしていたものが、今では4,640円にまで下落しています。
そう、わたしは玄米を定期購入していて、注文を取り消さない限りは、毎月5キログラムの玄米が届けられ、月末に米代を支払うこととなっています。それなのにわたしはここのところ、平日はお米を食べることなく土日のみ食べる、という食習慣に落ちついていました。そんなライフスタイルがもたらした結果は、とうぜんながら深刻な状況へと行き着きます。ともかくも自宅の洋間の一室に積み置かれた玄米が、とんでもない高さにまで重なってしまっているのです(ノ∀`)アチャー。
購入している玄米は真空パックされているので、うまいこと保管すれば3年は味が落ちることがないそうですが、だからといって積み重ねたままにさせるわけにはいきません。できるだけ毎日玄米ご飯を食べる食習慣に変えなければなりません。そもそも定期購入など早々にやめるべきなのですけどね。でもわたしって根がずぼらじゃないですか。だからどうすることもできないのですよね(←開き直ってドヤ顔しているように感じられますけど)。まあ平日の5日間は、一般人では絶対倒れるほどの少ない量の食料でも、特にダメージを受けることなく元気に生きられることが体験できたので良しとします。
時にできるだけ毎日玄米を食べるとはいっても、現在は平日に炊飯することがほとんどできないほど忙しいので、日曜日あたりにまとめて炊くしかありません。炊いたご飯はお握りにして冷蔵保存するしかないのですけど、ここで問題が。おにぎりは冷蔵庫で保存したとしても、できるだけ早めに食べきらなければなりません。何日も置いていたら即食中毒です。日曜日に握ったとしたならば、月曜日に食べきらなければ。火曜日に食べることすら危ういのです。それなのに先週は、なんとなく水曜日も木曜日も日曜日に握った握り飯を食べ、さらには金曜日にも食べてしまいました。こんなことは絶対まねしてはなりません。
その上炊飯したお米は、日ごとにおいしくなくなります。日曜日に握ったおにぎりを金曜日に食べると、もううんざりするほどまずいです。そういうことで現在は、毎日玄米ご飯を食べなけりゃ、と思うものの土曜日から火曜日までの4日あたりまでが限界っぽいです。さらに一日一食で少食なものだから、やはり玄米はなくなってゆくどころかさらに増えていく模様。どこかで定期購入やめなきゃなりませんが、ほらわたしって根がずぼらじゃないですか。だからもうめんどうくさくて、そのままにしてしまうのは確定なんですよね。
でも考えようによっては、こうしてお米をため込むのも悪くないかもしれません。世情をどんなに楽観的な視点で眺めても、これからずっと食料調達が困難になってゆくのが確定ですし。インフレで食費高騰なだけでなく、世界的な不作&燃料費高騰で食料輸入も停滞する方向へ行っています。こうなるとあるていどはお米を余分に蓄えておくのが無難に思います。とはいっても精白米をたくさん買い込んでも、すぐに劣化するのでただお米をムダにするだけですけど。やはりこの点玄米はいいですね。もちろん籾殻がついたままなのが一番保存に適していますけど、籾摺りして殻をとりのぞいたお米しか入手できないのでこの点はあきらめるしかありません。
現在のインフレがさらにひどくなると、もうお金で何かを買う、ということができなくなることも想定できます。そうなったらため込んだ玄米を、何か他の必需品と交換して生き延びることになるかもしれません。場合によっては物々交換というよりも、通貨の代わりとして蓄えたお米が役立つかもしれません。ほんとうにそんな事態になったら、もう前近代時代の日本に逆戻りですけど。そんなことを考えながら、つらつらと積み重なった玄米を見ると、なんだか自分がちょっとした資産家になったような気分に……ならないですね、やっぱり。