まだ続いている1泊2日島根旅行記、パート10になってしまいました笑

 

 

玉造温泉を後にし、安来市にある足立美術館へ向かいます。

 

とその前に、両実家に蟹のお土産を買うために、こちらへ寄りました。


 

松江にある「魚清」というお魚屋さん。ネットで評判が良さそうだったので行ってみました。

 

実は島根に行くことを父に言ったら、蟹を買ってきて欲しいとお金まで渡されてしまい笑 買わないわけにもいかないし、失敗も出来ないということで口コミに頼ったという次第です。



せっかくだから、タグ付きの松葉蟹を奮発!大きくて立派〜

蟹は、生のままでも、(調理に慣れてない場合なら)茹でて送ることも出来ると言われたのですが、生だと焼きも茹でも出来ると言われて、生で送ることにしました♪

 

こちらのお魚屋さん、地元のお店も仕入れに来てる風だったし、お値段も良心的だと思います。ミッション完了!

(後日談)

両実家に送られた時にはまだ生きていたそうです。新鮮だから身がしまってて美味しかった!という感想でホッとしました(が、調理はやっぱり手間だったらしく、まさかの「茹で蟹送ってもらうのが一番いいな」というコメントがあったらしい、、ガーン)

 

あらためて足立美術館へ。



途中、車窓から見えるお家の屋根がやっぱりオレンジ。



足立美術館は、横山大観のコレクションと庭園が有名な美術館です。

特に5万坪を超える日本庭園は、アメリカの専門誌では2003年から毎年「庭園日本一」に選ばれ、フランスの「ミシュラングリーンガイドジャパン」では3つ星を獲得しているそう!

 

早速、美しく手入れをされたお庭が。





こちらは苔庭。

苔の緑と白砂との対比が美しいです。



館内を歩いていくたび、違う表情の庭園を眺めることが出来るつくり。




枯山水庭。

視界に入るあの奥の山まで全て買い取って、お庭の一部としてお手入れしているらしい。すごいこだわり!





窓枠をそのまま額縁に見立て、庭を絵画として鑑賞する「生の額絵」

季節によって変わる景色も見てみたいなぁ。



美しい〜


 

奥に見える滝は「鶴亀の滝」

まるで自然の滝のようですが、なんと15mもある人工滝まで作ってしまっています。本当に絵画ですね。

 

 

生の掛軸というものもあります。

でもこちら、掛軸に人物が入ってしまうことが多々あって。必死に居ない隙に撮った1枚↑笑

風情のある自然の掛軸を鑑賞できるのは、人が少ない早い時間帯ですね。




目に入るものは全て完璧に配置されていて、手入れも素晴らしい!1年通して細かくメンテナンスしているそうですよ。


今は冬とは言え雪が積もっているわけではなく、多分一年で一番地味であろう時期だと思うのですが、十分堪能できました。


 

「庭園もまた一幅の絵画である」という、美術館の創設者足立全康氏の言葉をそのまま体現し続けている、まさに名園でした!

 

ちなみに、庭園は1年を通して楽しめると思うのですが、横山大観の絵画について言えば、秋に来た方が良さそうです。

というのも、季節によって展示する絵画が変わるので、有名な屏風「紅葉」は秋にしか観られない!この作品をお目当ての方は訪問時期注意ですね。



そして、お庭と並んで私が楽しめたのは「魯山人館」

 

ご存知北王路魯山人の陶芸や絵などの作品を展示しています。も~多才さとセンスの素晴らしさったら!(←語彙力)

彼のセンスのほんの耳垢レベルでも見習いたいと思いました笑



足立美術館全部を見終わるまでは、なんだかんだで2時間位かかりました。絵画をじっくり見たらもっとかかるかもしれませんね。


1泊2日という短いスケジュールの中、美術館行こうかちょっと迷ったりしましたが、結果行って良かったです。いい思い出になりました♡(つづく)