奥手女子を卒業して40代で結婚した
婚活恋愛カウンセラーのなつみです。
34歳までぼぼ彼氏ナシの奥手女子でしたが、その後恋愛下手を卒業。40代で婚活して大好きなパートナーと結婚しました。
婚活から相互依存のパートナーシップまでの道のりを、お手伝いします^ ^
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オレンジさん、この度はご相談いただきありがとうございます。
私は、「敵意期属バイアス」という言葉を知らなかったので、調べてみたところ、
他者の言動を、「自分に対する悪意のあるもの」と誤って解釈する心理傾向
と出てきました。
オレンジさんのポジティブワードを、彼がネガティブに捉えてキレてしまったということなので。
彼は、敵意帰属バイアスの傾向をもっている可能性が高いように思います。
そんなことが起きてしまって…
オレンジさんは困惑されたことと思います。
オレンジさんが限界だと感じて一旦彼と離れたのは、賢明だと私は思います。
そのような大変な中で敵意帰属バイアスを見つけて、こちらにご相談下さったオレンジさんは、とても聡明な方なのだと思います。
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ところで、オレンジさんは、
>彼本人ができる事、私ができる事は何か、アドバイスが頂けたら幸いです。
とご相談下さっていますが。
私が初めにお伝えしておきたいことは、「他人は変えられない、変えられるとしたら自分だ」ということです。
厳しく聞こえたらごめんなさい。
敵意帰属バイアスの改善のために本人ができることはありますが、やる気のない彼にやらせても効果は出ません。
また、彼に敵意帰属バイアスの傾向があることを認めさせるのも、難しいと思った方がいいです。
結婚してからパートナーがアスペルガーっぽいことに気付いて、指摘したら揉めたという話はまあまあよく聞きますが。
今回の話はそれに近いと思うのです。
自分の心理状態の悪さについて他人から指摘されても、受け入れるのが難しい人って多いです。
特に男性は、無意識下で「自分は人の役に立てる!」と感じるとものすごく意欲を出すけれど。
「自分は役立たずだ」と感じると、女性には想像できないぐらい深く傷付いて、意欲をなくすと言われています。
なので、彼は、無意識下で「オレが敵意帰属バイアスだとしたら、オレは役立たずだ」→「そんなの嫌だ」と考えて。
自分が敵意帰属バイアスであることを、受け入れられない可能性が高いです。
というわけで、私がお伝えするのは、オレンジさんができることになりますが。
それでも、2人の関係が良くなる可能性は高いと思います。
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以下では、オレンジさんができることを2つお伝えします。
どちらも、たとえ相手が敵意帰属バイアスではなくても、パートナーシップを良くするために大切なことです。
1.彼がどんなことに深く傷付いているのかを知って、その部分を温かく受け止める
敵意帰属バイアスの傾向が高いということは、彼は過去に深く傷付いた経験があるのだと思います。
その傷付いた部分については、できるだけ温かく受け止めてあげるようにします。
温かく受け止めるのいうのは、傷をえぐるようなことを言わずにできるだけ見守ることです。
例として、私とオットくんの話をすると。
オットくんは、これまで学校やバイト先や職場で作業をすると、「手際が悪い」「遅い」「気が利かない」などと言われることが多く、そのことを気にしています。
正直なところ、オットくんが家事などの作業をすると、手際が悪いとか遅いとかいろいろ思いますが。
私は、「もっとこうした方がいいよ」というようなことを言わないようにしています。
もっと良いやり方を教えることは、一見良いことのようで、オットくんの傷をえぐっていることになるからです。
そして、やってくれたことに対して、しっかり感謝するようにしています。
オレンジさんも彼も、結婚を考える年齢だということは、少なくとも二十数年は生きていると思います。
二十数年も生きると、人はみんな過去に傷付いた経験はあります。
その傷をえぐらないこと、できたら癒やしてあげることは、パートナーシップの基本だと思うのです。
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