「ゆのすけ_INFJ社会人」 -3ページ目

「ゆのすけ_INFJ社会人」

INFJの若手社会人です。
仕事に悩む若手社会人や部下に悩むベテラン社会人に
「こんな人もいるんだ...」と穏やかな心を持つ一助になれれば嬉しいです!

朝井リョウさんの「イン・ザ・メガチャーチ」を読了しました。

朝井リョウさんらしい切り口で話が展開されていました。

 

現代社会における「誰もが何となく気づいているけれど、言語化されていないシガラミ」

のようなものが小説を通して、明らかにされていたような気がします。

 

とても、とても、面白かった。

 

本書のテーマである”ファンダム経済”すら知らなかったけれど、

異なる立場の三人の視点から、最後には全て繋がってくるストーリーが最高でした。

 

本書で何度も出てくる2つのワード

  • 「視野」
  • 「本質」

社会人であれば、毎日何度も耳にするような言葉ですよね。

一般的に、視野は広く持ったほうが良いし、本質は突いているほうが良い。

でも・・・

何が本当に対象のためになるのかとか、何が今最も本質的な行為なのかという問いは、”視野を拡げて考えてみると”という呪文を唱えさえすれば、その答えを永遠に反転させられる。

つまり、どの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんて、どこにもない。

可能な限り本質的でありたいあまり、そして誰からも攻撃されたくないあまり、さらに視野を拡げるべく視点をどんどん後ろへ引いていくと、いつの間にか誰の姿も見えないくらいに自分だけが全てから遠ざかっている。

これは、個人的にだいぶ刺さりました。

他の読めていない作品も読みたくなりました。

 

 

 

私は、普段本屋さんによく足を運びます。

ビジネス書のコーナーに行くと、

部下を持つ人々には「部下を動かす」本が、

プレイヤー層には「自分を効率化する」本が、よく平積みされているなと感じています。

 

私はこれに対して思うことがあります。

  • 上司向け本:部下を動かす力があることを前提に書かれている
    → 実際には、上司自身の判断や作業が遅く、動かす余力がない場合がある

  • 部下向け本:自分の努力で効率化できることを前提に書かれている
    → 実際には、上司の非効率や承認待ちによって自分の努力が空回りする

というような状況も少なからずある気がするのです。
でも、こんなこと言及してくれる本には、まだ会ったことがない。
こんな状況になったらどうしたらいいのかわからない。
そうして諦めて離職していく若手はいないだろうか?
 
これは上司側・部下側が悪いとかという自責・他責的な話や特定の誰かを責めるような話ではなく、組織構造的な問題になると思っている。
この話は誹謗中傷のように受け取られてしまいそうで、議論すらできていない気もする。
 
私的には世間の風潮で隠れてしまっている問題だと思っているが、どうだろう。
 
 

世に「仕事術」を題する啓発書が溢れていますが、

私は学生の頃の担当教官に、

目の前の業務を「フレームワーク」として考えることの重要性を口酸っぱく説かれてきました。

 

初めて聴く人には何のこっちゃわからないと思います。

当時私もわかっているようで、わかっていなかったような気もします。

ただ、今社会人になって、この考え方の重要性をひしひしと感じている日々です。

 

フレームワークとは、直訳すると「枠組み」「骨組み」「構造」などと訳されるようです。

では、業務をフレームワークとして考えるってどういうだと思いますか?

 

例えば、開発の仕事だと

「この開発でどこまでを扱うか」や「この開発では何を目的に、どこまでをやるか」を決めた上で進めるということです。

要するに、

目的と目標をしっかりと定めて、タスクがそれらの解決や達成に向けて動いているんだぞ

ということを頭に入れて仕事をするということです。

「この仕事何のためにやってるんだっけ?」「上司に言われたから、よくわかんないけどやっておけばいっか。」

こんなことを言っている人周りにいないですか?

 

今やっている仕事が

何を目的として、何を目標に、

与えられているのかを自分自身がわかっていないと、ただの仕事ロボットと化してしまいます。

ということは、その仕事はすぐさまAIに奪われかねない仕事ということにもなりますね。

 

一方で、重要だと言いながらも

この考え方が社会人みんなできているかと言われれば、

一流企業の社員や一流大学を出ている人でもできていない人はたくさんいます。

 

ですが、あの人ができていないから、やる必要がないということはありません。

仕事もグッと楽しくなると思います。