ランチを食べながらスマホで調べた次の目的地は、押戸岩の丘。

ここは熊本県阿蘇郡南小国町にあり、先史時代の祭祀場跡といわれています。

遠くには大観峰、大岩にはシュメール文字が刻まれている…とか。

大岩の付近では磁気の乱れも見られる不思議な場所です。








シュメール文字…か?




実写版進撃の巨人のロケ地にもなったらしい。

あとで映画見直そうっと。

あいにくの曇り空でしたが、とても見応えがありました。

阿蘇の自然は素晴らしい。

お天気のいい日にリベンジしたいなー。




晩ごはんは大分県中津市にある「鬼太郎」で。

関サバのピクリとも動かなかった活け造り。




おすすめの若鶏の唐揚げ定食。

そういえば中津は唐揚げが有名だったひらめき



バカボンのメインの名物の鱧カツ卵とじ。

中津市は鱧が名産だとか。

鱧を揚げるという発想がなかったので驚きました。

美味しかったそうです。


予約なしで飛び込んだのですが、お店の方の反応が「ウェルカム」ではなく、予約でいっぱいだったのかもしれません。

帰り際、通していただいた席の反対側にあったカウンターーには黒板に「本日のおすすめ」。

チラリと見ると美味しそうなお料理がいっぱいで(通された席ではメニューからしか選べなかった)、電話をしてから行けばよかったと反省です。


宗像大社詣での翌日は、朝から阿蘇までドライブ。行き先は前日に「ここにしよう」と決めました。

めっちゃ行き当たりばったりですひらめき



流麗な景観から過去にはお茶のCMのロケ地にも選ばれた鍋ヶ滝。阿蘇のカルデラをつくった約9万年前の巨大噴火でできたとされています。

9万年前‼️





鍋ヶ滝が人気なのは、裏見の滝としても。

滝の裏側の空間が広くて、濡れずに裏に回れるので、見事な水のカーテンを見ることができます。



天然の裏見の滝は初めて!

テーマパークとか水族館では見たことあるけど指差し





滝から少し離れた場所には賽の河原みたいに石が積んでありました。

この鍋ヶ滝は入場予約制で、事前にWEBから予約をする必要があります。

9月の日曜日だったけど想像より空いていて、これなら当日予約でも大丈夫だったかなと思いましたが、以前行ったことがある人曰く、芋の子を洗うようだったそうなので、たまたまラッキーだったのかも。

※この日はちょっとお天気が不安定だった



お昼ごはんもその場でスマホで調べて。

1軒目はめっちゃ並んでた💦2軒目は駐車場が空いてない…と通り過ぎたらちょうど一台出て行きました。ラッキー目がハート



リバービューのテラス席。

曇りでもこんなに清々しいので、晴れの日はさぞや…でした。




右奥にテーブル席もありました。



あか牛のハンバーグ。うまうま。

デザート代わりのぶどうも、お店の方が作っているとかで販売もされていました。

ランチは3,000円前後からなのでちょっとお高めです。


食後はまたスマホで次の行き先を探しました。

バスや電車の時間を気にしないでいいので、バカボンとドライブ楽チン楽チン飛び出すハート

福岡は意外にもうどん県。

美味しいうどん屋さんがたくさんあり〼。

有名なのはチェーンの資さんうどんやウエスト、牧のうどんなどでしょうか。

それとは別に、今や北九州の民のバカボン曰く「豊前裏打会が一番うまい」


裏打会のうどんは独自の製法で作られたこしと透明感のあるやや平たく、カンスイを使っているのでほんのり黄色っぽい麺が特徴です。



昼間めっちゃ並んでたから、夜営業始まってすぐくらいに再訪。




ごぼ天肉うどん!

ごぼ天の揚げ方は店ごとに色々でここは特大のかき揚げタイプ。

資さんうどんはスティックタイプ。



裏打会のうどん‼️



かしわ飯もご当地名物。

いつも売り切れていて食べられないとバカボンが言うので、ラスイチでしたが無事注文できました。

九州は醤油が甘いからか、炊き込みご飯もほんのり甘い。



うどん屋で最近バカボンがよく食べる茄子の天ぷら。昔は茄子なんて食べない子だったのに。

大きいのが3つで150円。

私も食べたかったので2皿頼んだけど、この大きさなら1皿で充分ですな。



世界遺産ガイダンス施設 海の道むなかた館

ここは18時まで開館しているので、駆け込みで。




ARで神職以外立ち入りを禁じられている沖ノ島を散策したり、




本物の土器のかけらに触れてみたり、わたし一人のためだけに巨大スクリーンを再生▶️してくれたり。




こんなに充実していて入館料無料です✨


スタッフさんが「どこから来たのか」と聞くので、「わたしは大阪だけど、息子は就職して小倉にいてます」と話すと、小倉は鰻の田舎庵と久兵衛のうどんが美味しいと教えてくれました。


バカボンに初めて連れて行ってもらった裏打会が久兵衛だったな。

ここのご主人、以前神戸にいたとかで、関西弁話者のわたしにめっちゃフレンドリーに話しかけてくれた思い出…。


田舎庵!次は行かなきゃ!


所蔵品・展示品がすべて国宝という「海の正倉院」に感激しつつ、小腹が空いたので境内にあるカフェへ。



まだ新しいみたいで明るくてきれい。



シュークリームなんかもあったけど。

和な口だったのてお餅にしました。

姫餅と書いて「きもち」だそうです。



シロップが気になった。




冷たい八女茶と一緒にいただきました。

これアレやね。関西の人ならわかるかな。みたらし小餅的なアレでした。



辺津宮から中津宮まで、バス停まで徒歩10分、バスで神湊波止場まで10分、神湊フェリーターミナルまで2分ほど歩いてフェリーに乗り大島まで25分ほど。

車だったので移動時間が半分くらいで済んでよかったです。





フェリーを降りて徒歩7分ぐらい。




ライトアップされそうなしつらえ。集合体あかん人はよく見たらあかんやつ。




階段を登ってゼィゼィ言いながら本殿へ、







水の流れが大好きなしらたまですが、ここはちょっとあかんかったです。

お天気のよい午前中ならよかったのかも。午後になると陽が届かないのか、薄暗かった。

水が合わないというか、水だけに。




実を言うと、ライトアップ的なぶつぶつからしてあんまり…やった。

湍津姫命に歓迎されてなかったのかしら悲しい





ぬこ様にはやや歓迎されてたかも。

フェリー乗場に戻ってくると、戻りの便がちょうど出発するところでした。

大島には沖津宮遥拝所があって、ここから「神宿る島」沖ノ島を御神体として拝むことができます。



曇り空だったので沖ノ島は拝めないなと、フェリーに乗って戻りました。


沖ノ島から出土した約8万点に及ぶ全て国宝の奉献品が収蔵されている、宗像大社神宝館。

「全て国宝」というパワーワード指差し



これはなんですか?

金の指輪です(神々しい)



これはなんですか?

三角縁神獣鏡です(御神体として祀ります)。








沖ノ島は女人禁制。男子ぃもきちんと禊をした神職以外が年に一度上陸する以外は立ち入り禁止の島そのものが御神体の神の島。

全域が宗像大社の私有地であり、何物も島から持ち出してはならず、島で見たり聞いたりしたことを人に話すのは許されない「お言わず様」なのです。


なので、日本がまだ古墳時代だった4世紀後半からの奉献品が手つかずのまま残っていたという浪漫。

海の正倉院とも称される神宝館が800円で堪能できる太っ腹ぶりにため息が出ます。

ササン朝ペルシャ時代のガラスとか…もう目がハートキューン







これはなんですか?

これは最初の金の指輪です(神々しすぎて何回撮っても煌めきしか撮れず)