愚かな私は、東出昌大さんを昨年初めて知ったのだ。

 

こんな俳優さんいたんだ………。

 

 

たしか、この動画。

 

 

 

 

そこから、今は彼の生活を注目している。

 

 

 


彼のスキャンダル的な話は全く興味がなく、注目しているのは彼の山暮らし。

 

 

薪割りをしたり、チェンソーで枝切りをし、マイハウスも作っていて、自然の中での暮らしを楽しんでいる様子がよくわかる。

 

彼は狩猟で獲た(害虫駆除)野生動物を、大切に保管しゲストにもご馳走していて、彼が地元の方々と馴染んでいるのもよくわかる。

 

 

そんな中、生々しい映像を目にした。

 

 

 

 

 

 

 

狐を棒で叩く東出さんを見て、自分の事と照らし合わせた。

 

 

 

鮭釣りで、釣った鮭を棒で思い切り叩く自分を思い出す。

 

 

東出さんは野生動物。

私は魚。

 

ただ、対象物が違うだけで同じことをしている。

内臓を出して小分けし、大切にいただく。

 

 

 

今はもうきれいごとは言わない。

結局、私たちは生命をいただいているから。

 

 

あまり肉を食べない私でも、鹿肉をいただいた時は大事に食べている。

処理は出来ないけど、ちゃっかりとお肉はいただく。

 

 

 
だからこそ、余計に東出さんの動画を食い入るように見てしまい、自分になら同じ事が出来るのだろかとも考えた。
 
 
 
以前、骨付き足1本をいただいた時ですら、骨から身を外す作業があまりにもグロテスクで眉間にシワを寄せ吐き気と戦いながら作業をした。
 
 
 
 
野生動物も魚も、血抜きや内蔵除去を手早くすることで鮮度を保つ。
 
 
 

 

東出さんが、鹿の胎児(腹子)を大切にお鍋にして食べていた。
 
私も、魚介類を無駄なく大切にいただく。
 
イクラは食べないけど、タラコは好物。
 
魚が良くて野生動物はダメなんてことはない。
 
 
 
 
「残酷」と思うなら何も食べなければいい。
 

(鹿のタン焼き)

 
「下処理という過程」を誰かがしてくれた後の肉や魚は、簡単に手に入る現代。
 
 
 
 
 
東出さん、たくましく生きていてそしてとっても楽しそう。
 
生命に対しての感謝をきっと深く感じているからこそ、大切にいただいているのでしょう。
 
彼が生き生きと暮らしているのがよくわかるし、自然の摂理を知りつつあるのかもしれない。
とても魅力が溢れた人物です。





 
貴重な映像に、感謝いたします。