初正月の羽子板
今年2月にうさぎ雛をご依頼いただいたN様から大変光栄なことに再びご依頼をいただきました。
今回は、初正月の羽子板です。
N様、大切なお嬢様の初節句に引き続き初正月の羽子板まで作らせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
鯛の羽子板 (6号)
今回もうさぎ雛と同様に古布はN様に選んでいただきました。
羽子板の土台は、薄藍地に梅と松と波の柄の入った刺しゅう入り江戸縮緬。
柄の部分は、金色がかった渋い帯地。
羽子板に貼る押し絵は、お祝い事にはかかせない鯛。
赤い鹿の子の江戸縮緬を使用しました。
渋い落ち着いた色合いに赤が映えます。
押し絵の鯛は勢いよく飛び跳ねて見えるように、頭、胸鰭、尾鰭を浮かして貼り付けております。
心を込めて作った鯛の羽子板、気に入っていただけましたら幸いです。
お嬢様の無病息災、お健やかなご成長をお祈りいたしております。