翌朝起きて、昨日の出来事はやっぱり現実なんだ。と。


またものすごい不安の波が襲ってきたのを鮮明に覚えてる。


本当に我が家に起こってる出来事なのだろうか?


一体この先どうなるのか?


世間の目はどうなる?


学校ももうすぐ新学年が始まるのに?


考えても考えてもループするだけで、既に疲れ果てていた。



下の子を学校に送り出し、主人と2人でi先生の事務所へ伺う。


(この日は夫婦2人とも仕事が休みだった)


接見では差し入れも預けていたが、数点は返却された。


着替えが必要と聞いていたので、スウェットを入れたら、紐があるから不可。


家でパジャマにしている昔の野球のTシャツは肩にネームが入っており、名前がバレる?ので不可。


すごい規則だらけの空間にいるんだろうなと想像がついた。


要の息子の供述。


大筋認めているものの、若干被害者の主張と食い違っています。と。


でもその食い違っている点こそが、容疑をかけられている罪そのもの。


してしまった事は勿論息子が100%悪い。


未成年の息子のした事だから、私達両親が今すぐにでも被害者の方に謝罪をしなければならない。


でも食い違っている点について。


絶対に嘘はついていない。


それは親の欲目でもなんでもなく、絶対に嘘はついていないと確信が持てた。


小さい頃から気が強い割に臆病者。


そして調子乗り。


そんな性格の息子だった。


あの子がこの期に及んで、嘘をつける度胸は持ち合わせていない。




私達家族のことを気にしてる


彼女のことを気にしてる


バカな事をした


辛い


反省してる




そんな事をi先生から聞きました。


いきなり断たれた息子との関わり。


ようやく息子と繋がれた気がした。