徳島県よりお問合せご来店いただきました、平成29年式BMW M140(F20)。
走行距離約26,000km、ATF交換を依頼いただきました。
走行距離が少ないのでオイルパンの交換を悩まれましたが、高額(\47,800)ですので
次回でもいいのでは、とご案内させていただき、今回は圧送交換のみで行います。
ハッチバックボディに340馬力のモンスター。
同様の8HPでも仕様が細かく分かれています。
ドレンアウトですが、この車両ではドレン単体での部品供給はありません。
同様のミッションを積んだ他車種で発注して交換します。
パンもドレンもプラスチックですので、トルク管理は必ず。
トルコン太郎を接続出来るように細工をします。
相変わらずBMW純正ATFはとんでもないお値段なので、適合社外です。
距離は少ないですが、この汚れ具合です。
綺麗になりました。
トルコン太郎との接続を外し、細工を元に戻すのですが、交換が必要なOリング。
これが1個なんと1,660円(税別)、2個必要ですのでこれだけで3,320円(税別)、またもや謎価格設定。
少し特殊なサイズなのですが、安価に提供するため社外品研究中です。
BMW純正診断機を繋いで油量調整にはいります。
余談ですが、うちで使用しているBMW診断機を新しくしました。
新しくといっても内容はほぼ同じですが、3Dゲームも動く最新のゲーミングノートPCにインストールして
快適動作です。MB診断機XENTRYも全く同じPCで、立ち上げてみないとどちらかわかりませんので
ネームを貼っています。
最初のショートテストで色々フォルトがありますが、ずいぶん前の過去故障で、現在問題になるものはありませんので、消去しておきます。
油量調整に入ります。
少し油温が高いので、冷やしてから調整しました。
冷やしている間は診断機を繋ぎっぱなしですので、安定化電源を繋いでおきます。
試走テスト後、再度リフトアップ。
脱着箇所の締付確認と漏れ無し確認をして完了です、ありがとうございました。