あまり数は多くないですが、貨物車もやってます。
昔は4トンクラスまで自社でやってましたが、スペースや時間の都合で今は2トン未満クラスは自社で、それ以上は外注作業がほとんどです。
いすゞエルフ1.5Tは車検入庫。
前回車検から1年で50,000km走行、消耗品はほぼ交換します。
途中メンテがなかなか難しいのか、入庫時はエンジンオル、デフオイル、燃料フィルター交換しなさいランプが全部点灯しています。
ユーザーのオーダーは激しいエンジンオイル漏れの修理とタイヤ交換。
画像ではわかりづらいがかなりの漏れ具合。
タイヤは表面がボコボコでいつバーストしてもおかしくない状態。
ミッションオイルとデフオイルの交換。
プロペラシャフトのグリスアップは必ず行いましょう。
ユニバーサルジョイントのグリス切れによる摩耗脱落はかなり起こっています。
乗用だとグリスニップルが無い物がほとんどなので、ガタが少しでもあればジョイントの交換を、いまはシャフトASSYなのかな。
ブレーキ/クラッチフルードは圧送交換。
リアハブのベアリングチェックとグリス交換。
テーパーローラーベアリングが内外に入ってるので、ベアリングのグリスを入れ替える。
ベアリングをセットして圧をかけると新しいグリスで古いグリスが押し出される道具。
内側のベアリングも同様にグリス交換後、オイルシールを交換して組み立て。
燃料フィルターの交換。
エンジンオイルの漏れはパンの接合部とプレッシャースイッチ。
他、ベルトなども交換して完成。
もう1台はトヨタダイナ、こちらは前回車検から1年20,000km。
リアハブは同様に。
油脂類交換。
働く車両は出来るだけ止めたくないが故、定期検査でしっかり作業。
その分費用はかかりますが、走行中にトラブルが起こるよりはかなり安く済むはずです。
おまけは珍しい車の入庫、2年待ってようやく納車された日産フェアレディZ。
ならし中のエンジンオイルをデフギアオイル交換しました。
ありがとうございました。