前回、結局"とある病気"の正体について明言していなかったが、結論から言うとパニック障害である。
そのことを念頭に置いて是非続きを読んで頂きたい。
氷点下の一限体育が終わり、安堵に浸っていた僕だったが、この日以降数週間ほどは特に問題なく過ごせていたと思う。
先の記事で「高校最後の日常生活」と表現したが、少々極端な言い回しだった気がする、申し訳ない。
パニック障害も何もかも医師達は「受験が近づいたストレスだと思う」と仰っているが、自分的にはあの日が初めての異変であり、苦境の振り出しだったと自覚していることから、肌を刺すようなあの寒さに何かしらの原因を帰してしまうのである。
時が経ち、2月。陽の光が少しずつ春めいてくる時期。
僕は本格的に受験を意識し始めていた。
クリアファイルの中には、某Cute塾共通テスト模試の受験票が1枚。共通テスト模試というのは、その科目数の多さゆえおよそ7:30~8:30頃まで長引く科挙の後追いのような模試だった。そのため約2年間避けてきたが、そろそろ受けなければと思い申し込んでいた。
会場は関西某名門私立K大学である。
眠い目を擦り改札を出て15分程歩き、会場に到着。
1時間目は地理だった。制限時間は60分。
まあ大学受験生からしたら60分など瞬く間と言っても過言ではないほど短い。
どうせすぐ時が過ぎるのだろうと余裕の面構えで黙想して試験開始の合図を待つ。
「始め!!」
鼓膜の振動とほぼ同時に「地理総合、地理探究」のページをめくる。
ちなむと、地理も歴史も好きだが資料読解系統の設問は大嫌いである。共テ地理など殆どがそれ系の問題なのでめちゃくちゃ出来は悪かった。
「終了!!」
「これは低得点だろな」と思いつつも解き切った。名前、受験番号の確認の後、監督員によるマークシート集めに入る。早くしろよ、歯がゆい気持ちで貧乏ゆすりをする。
ようやく回収が済み、
「次の国語の試験は〇時〇分からです。5分前には着席して下さい。」と試験監督がマイク片手に言う。
休み時間10分しかねえのかよ、Cute塾には模試を2日に分けるという発想はないのかと苛立ちを覚える。
一旦ここまでにしておくが、地獄はこの後である。また気が向いたら書きます。