今日は、お子さんの自宅での練習についてお話したいと思います。


ピアノという習い事は

ご自宅での練習はとても重要。


水泳教室のように週に1回、ポンっとお教室に預け続けるだけで、いつのまにかクロールできた!みたいに


お教室に預けているだけで1曲弾けた!


なんて事‥

ピアノには残念ながらありません‥。


手先を使う楽器、地道に練習しないと、上達しません。


例えば、

バスケットボールのシュートの練習をするのに、

いきなりシュートうちませんよね。

まず

手のフォーム

ボールを手から離すタイミング

を先に練習して、

投げる力

ジャンプ力を鍛えて、

そこからシュートを何回もうって、確率をあげていくための反復練習をしますよね。


ピアノも同じです。

シュートがピアノでいう両手で1曲仕上げる事なら、それに向けて

片手練習

•指のトレーニング

•楽譜を読む力

•リズム

•ソルフェージュ

など様々な練習要素があります。


かと言って小さなお子さんが目的を持った練習を自分から出来るわけがありません。

保護者さまのご協力なしに、お子さんのピアノは上達しないです


有難い事に今うちのお教室には全く練習しない、、という生徒さんは今のところいません。

(過去はもちろんたくさんいらっしゃいました)


保護者さまが音楽がお好きな方が多く、

お子さんのピアノに関心を持ってくださっていて、練習をご自宅で促してくださったり、チェックしてくださってますキラキラ


ご協力頂きありがとうございます。


ご自宅でどのように練習をしたらいいのかお悩みの保護者さんも多く、ご質問頂く事もございますので簡単にまとめてみました✍️


幼児さんや低学年の子

短い時間で切り上げても問題ないので、

1週間の中で、なるべく

弾く日数を多くとる事をおすすめします。

教材以外に、遊び弾きをしていてもOKです!

とにかく鍵盤にたくさん触れましょう♪

そして楽しく前向きな気持ちになれるお声かけを。


中にはお母さまが指導されるケースやカタカナで音符の読み方を書くケースもありますが、

変な癖がついて直す必要性が出てきたり、

こちらの指導法がスッと入らない事があります。

演奏に関しては私に全てお任せ頂き

保護者さまは良き応援者になって頂けたら有難いです。

私も我が子のピアノの演奏法には一切口出ししません。先生に全てお任せしています♪



高学年、中学生

練習の質が大切です。


レッスンで練習方法をお伝えしてるので、

まとまった時間に集中して、工夫しながら練習する事がオススメです。


そして、とおし練習ではなくて、部分練習

大切です。


今や練習しない子に対する指導本もたくさん出ていますが(気になって買ってみた笑)




こちらを読むと、練習しなくてもショパンが弾ける、ブルグミュラーが弾ける、発表会で成功する

というわけではありませんでした(笑)


例えばカエルの歌に左手伴奏を弾いて

30分のレッスンで両手を完成


練習しない子にはなんとかレッスンで両手が弾けたという実感を持たせよう!

という感じのお話で、レッスンの充実感を提供する為に大変勉強になりました。



ピアノは練習が大変‥

と思われるかもしれませんが、

今しかないこの親子のピアノの時間

宝物だと私は思います!


忙しいから

疲れてるから

と、親子のピアノのお時間を諦めたり

親子でバトルにしまっては

勿体無いな‥と思います


私も娘達の練習タイムは


歌ったり踊ったり

大袈裟に褒め称えたり

動画を撮っておばあちゃんに送ったり

時には練習態度に怒ってポロポロ泣かせちゃったり

休憩がてら寝転がりながら聴いたり(笑)


かけがえのない 充実した親子の時間を

大切にしたい一心で向き合ってます。

(もちろん、家事しながら聴いたり、

今日は無理だからまた明日!なんて日も)


ぜひ、練習のハードルを下げて

親子で充実した練習時間を楽しんでください♡