大阪ヘルスケアパビリオン、リボーン体験の話が途中ですが…。割り込みで「いのちの未来」の話。9月3日(水)のアバターライドシェアツアーに参加しました。

 

 

今後の日程はこちら。ZOOMを使える方なら誰でも参加できます。

 

 

 

ZONE1はいのちの歩み。

 

 

土偶からアンドロイドまで、ヒトがロボットに進化していく過程を辿りました。

 

 

ZONE2は50年後の未来。カナとおばあちゃんの話が始まります。

 

 

カナの生年月日は2061年10月25日。映像のカナは小学4年ぐらいなので、この場面は2070年頃と思われます。

 

 

カナとおばあちゃんは列車に乗り、2075年の夢洲高速サミットへ移動します。

 

 

座席に座っている子供のアンドロイド。カナはそれを見ておばあちゃんに「友だちのおじいちゃんも、アンドロイドに記憶を引き継げるようになった」という話をしています。

 

 

そしてカナとおばあちゃんが住むミライの家に到着。

 

 

ミライの家は窓から見える景色を自由に変えることができるそう。

 

 

望めば何にでもなれる夢のような世界。カナの将来の夢は、宇宙飛行士、ケーキといろいろ膨らみますが、最後はダンサーに落ち着きます。

 

 

歳月は流れてカナは中学生。おばあちゃんは人生の終末を迎えるにあたり、ライフエンハンサー(未来の介護士)に、寿命を全うするか、アンドロイドになって生き延びるか、決断を迫られます。

 

 

障子の向こうにアンドロイドの存在。おばあちゃんと同伴するカナを見守っているかのよう。

 

 

おばあちゃんもすぐには決められず、しばらく回想のシーンが流れます。

 

 

娘(カナのお母さん)の出産に付き添う場面。

 

 

娘と孫の対話。

 

 

娘が亡くなった日のことなど。おばあちゃんとはいえどもカナの年齢から逆算して2000年代生まれ。

 

 

いのちの未来プロデューサーの石黒浩(1963~)氏は、大阪大学大学院基礎工学研究科教授でもあります。そう考えると、カナとおばあちゃんの物語は、阪大の学生さんを対象に作ったものかも知れません。

 

 

 

舞台は変わって、アンドロイドと人間が共存する世界。

 

 

アンドロイドになった親子が、画面の向こうにいる人間と対話しています。

 

 

マツコロイドは「今年で芸能界デビューから75周年になるのよ」と別のアンドロイドと対話中。

 

 

おばあちゃんもアンドロイドになって、生きているカナのためにピアノを演奏しています。

 

 

ZONE3は1000年後の世界。

 

 

音と光に包まれた幻想的な空間。からだの制約から解き放たれた人の姿は妖精のよう。

 

 

最後に石黒浩氏の言葉「人は自ら未来をデザインし、生きたいいのちを生きられる。」

 

 

物語の中で25年後にはそのような時代が来るとおっしゃっていますが、果たしてどうなるのでしょう?

 

 

以上、シグネチャー・パビリオン「いのちの未来」でした。