7月1日(火)大阪・関西万博訪問記、最終回です。
イタリア館からオーストリア館に向かう途中、ウォータープラザに立ち寄り。
18:00とは思えない明るさ。夕日を見るのはこの日が最初で最後でした。
オーストリア館の入場規制は相変わらず。プラカードを持ったスタッフに、ずっとこんな状態なのか聞いたところ、列が動いたら解除されるからそれまで近くで待っているようにとの事。
その言葉通り10分程度で入場規制が解除され、3度目にして並べました。
オーストリア館は一番入りたかったパビリオンなので、並べて良かったです。
待機列で見たHYDEさん着用、スワロフスキーの帽子。形が良くて高級感があります。
また、HYDEさんがオーストリアの親善大使だった事、この展示で初めて知りました。
きっちり40分待ちで入館。最初に案内されたのは関係性の部屋。葛飾北斎の神奈川沖浪裏をモチーフにした、ベーゼンドルファー製のグランドピアノが真っ先に目に飛び込んできます。
ショーの前に、《The Great Wave off Kanagawa》(北斎のピアノの正式名)について説明がありました。
作品の色彩テーマを継承して、ピアノの側板の内側と椅子のクッションには、プルシアンブルーを採用。
ピアノのフレームと譜面台に施された北斎の署名は赤色で、日本文化における赤色の持つ特別な意味を反映。
全世界16台の限定モデルで、1000曲以上の自動演奏が楽しめることから、4940万円するそう。
天井から吊るされているのは、ロブマイアー製のシャンデリア。高さ約2メートルあり、豪華絢爛な輝きを放っています。
ピアノの自動演奏に興味があったのですが、スタッフにメインは映像ですよと言われ、ピアノを背にして立つ羽目に。日本とオーストリアの歴史的つながりをテーマとした映像は、速すぎてあまり印象に残らず。
映像を見たら次の部屋に移動するのですが、自動演奏の様子を見たい気持ちは変わらず、次の回で撮影しました。
アイデアの部屋は、オーストリアのスタートアップ企業や研究機関による10のテーマに分かれたプロジェクトの展示です。
大分類から小分類へと絞り込んでいくしくみ。
その結果、AC VISTA GmbHのVISTA LENS INSPECTION SYSTEMに辿り着きました。画面のQRコードをスマホに取り込むと詳しい解説が出てきます。
壁面に、平和活動、社会正義、科学、心理学、物理学研究などの分野において、オーストリアに貢献した5人の人物の紹介がありました。
撮影スポットは順番待ち。
背の高い人用の台に並んでしまったので、伸び上がっての撮影になりましたが、下から撮るより良い似顔絵ができました。
そしていよいよ未来の部屋。
まず始めにショーを鑑賞。オーケストラの音が大きすぎて、作曲の効果がもうひとつです。
そしてAIを使った作曲体験。タッチパネルで17のテーマの中から1つを選び、画面をなぞったり叩いたりすることで、世界にたった一つ、オリジナルの音楽が完成します。
しかし、使い方勝手が悪く、途中でやめる人もちらほら。操作の説明をする人がいてもいいのになと思いました。
売店はスルー。
オーストリア館を出た時、既にドローンショーが始まっていました。
ウォータープラザは大混雑。通り抜けも大変です。
ドローンショーは音楽も素晴らしいので、次は動画で撮ろうと思いました。
ウォータープラザから西ゲートまで意外に遠く、焦ります。
三宮行きのバスは長蛇の列。数本見送り、21:00発の便で帰りました。
おわり