王子動物園動物科学資料館で見た「ありがとうタンタン」展の続きです。

 

 

  SNSでのタンタン

 

神戸王子動物園公式X(旧Twitter)からの抜粋です。当時の様子が蘇ってきますね。Xへの投稿は現在も続いているようです。

 

ハロウィン(2018年10月31日投稿)

 

 

麻袋で遊ぶタンタン(2020年2月17日投稿)

 

 

ごろんと寝転ぶタンタン(20205月14日投稿)

 

 

もりもりと竹を食べるタンタン(2021年1月21日投稿)

 

 

心電図検査(2023年5月12日投稿)

 

 

タイヤで遊ぶタンタン(2023年7月28日投稿)

 

 

ブラッシング中のタンタン(2023年12月18日投稿)

 

 

日光浴中のタンタン(2024年6月15日投稿)

 

 

  タンタンへのメッセージ

 

中国ジャイアントパンダ保護研究センターの獣医師であるよう氏は、タンタンを神戸の人々に震災の痛みを忘れさせ、再建の希望と喜びを与えた大使であるとともに、日中友好を取り持つ特使と讃えています。

 

 

大阪公立大学獣医学研究科教授や大阪公立大学獣医学部附属獣医臨床センター長を務める長谷川氏は、真菌性角膜炎の診断と治療に携わった時の思い出などを綴っています。

 

 

大阪公立大学獣医学研究科准教授や大阪公立大学獣医学部附属獣医臨床センターを務める島村氏は、不整脈診断の際、しっかりと検査を受けるタンタンの姿に感心した事を綴っています。

 

 

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科准教授の木下氏は、発情の研究について綴っています。

 

 

淡河町自治協議会笹部会の辻井氏は、採取した笹を美味しそうに食べるタンタンの姿に元気づけられた事を綴っています。

 

 

  歴代飼育係へインタビュー

 

初代飼育係の兼光氏は、タンタンの旺盛な食欲に驚き、攻撃性がない事を意外に思ったそうです。ビデオから24時間の行動を監視したり、健康管理のためのトレーニングをしたり、大変だったけれど楽しかったと語っていました。

 

 

同じく初代飼育係の坂本氏は、タンタンを初めて見た時、人に対して恐怖心や警戒心がない事が印象に残っているそうです。暑さに弱いパンダが毎朝外に出る事が意外だった事、発情期のモニター観察が大変だったと語っていました。

 

 

2代目飼育係の大山氏は、勝気なタンタンと少し気弱な2代目コウコウの相性に悩んだそうです。屋外と屋内をつなぐ狭い通路でよく寝ていたこと、妊娠中も健康状態が普段と変わりなかったのが驚いたと語っていました。

 

 

3代目飼育係の梅元氏は、ハズバンダリ―トレーニングへの適応力にいつも驚かされていたそうです。16年間飼育を担当してきましたが、竹の好みがうるさくて、食べてもらうのに色々工夫させられたのが大変だったと語っていました。

 

 

同じく3代目飼育係の吉田氏は、26歳の時に作った誕生日ケーキを完食してくれた事が嬉しかったそうです。季節によって竹の採食量が変わること、投薬に関しても薬が入っているのを気づかれないように色々工夫した事が大変だったと語っていました。

 

 

  写真集

 

動物園では見れなかったタンタンの姿を集めた写真集です。

 

あくびをするタンタン

 

雪に大はしゃぎをするタンタン

 

笹を食べるタンタン

 

座って笹を食べるタンタン

 

お昼寝をするタンタン

 

桜並木の道を歩くタンタン

 

ハズバンダリートレーニング中のタンタン

 

タケノコを食べるタンタン

 

お花見をするタンタン

 

 

  ありがとうタンタン

 

最後に2024年5月10日に行われたジャイアントパンダ「タンタン」の追悼式で上映されたメモリアルムービーを見ました。23年と8ヶ月の思い出がとても上手にまとめられています。

 

 

 

ありがとうタンタン第2弾はこれで終わりです。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

おわり