2022年6月4日(土)

 

みなと異人館を出た後は、ポートアイランド北公園を散策。ボードワン領事像の前で立ち止まり、碑文を読みました。

 

 

碑文には「ボードワンは、安政6年(1859)長崎に渡来し、オランダ貿易会社社員として活躍。明治元年(1868)神戸港開港とともに初代オランダ領事に就任。日蘭友好に多大な貢献をし、明治7年(1894)に帰国した」と刻まれています。

 

 

神戸港の景色を見ながら、岸壁を歩きました。

 

 

川崎重工が見える神戸駅西側の景色。

 

 

続いてハーバーランド。

 

 

メリケンパーク。白い塔がポートタワー。この時はまだ工事中でした。

 

 

メリケンパークの前をロイヤルプリンセス号が通過。乗客がこちらに向かって手を振っています。

 

 

神戸市役所が見える三宮の街。

 

 

摩耶山が見える三宮東側の景色。

 

 

神戸大橋を渡ったところでポートライナーを見送り。

 

 

少し足を進めて振り返ると、ポートターミナルが見えました。

 

 

人通りの少ない岸壁。

 

 

翔鳳丸や竹丸など、タグボート(船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船)が泊まっています。

 

 

 

 

対岸に海運業者のビル。

 

 

来た道を戻り、出口方向に進みました。

 

 

環境造形Qというアーティスト集団が制作した《イルカの噴水》。

 

 

水しぶきを浴びて躍動感があります。

 

 

神戸港建設中に亡くなった労働者を弔う《神戸港港湾殉職者顕彰碑》。重い袋を肩に担いでいる人など、港湾労働の当時を彷彿させるモニュメントです。

 

 

こちらは阪神淡路大震災の惨状を伝えるモニュメント。ひび割れした岸壁の写真と、メモリアルパークへの地図が載っていました。

 

 

そして神戸平和の塔。《世界は一つ》という副題がついた芝良空の彫刻作品で、昭和53年(1978)6月1日、世界連邦建設同盟神戸支部 世界連邦神戸婦人の会が設置したものです。

 

 

大地球の四大大陸(ユーラシア・アメリカ・アフリカ・オセアニア)の若人らが互いに力を合わせ、かげかえのない地球を支えて守る「世界は一つ」を表現した平和のシンボル像。

 

 

近くに碑文があり、「われわれは 世界の全人類か国境を越え 共存共栄するために 核兵器を廃止して戦争のない 平和な一つの世界を祈念する」と刻まれていました。

 

 

荒廃が進んだ神戸シーバスの駅舎。

 

 

かつてはハーバーランド→メリケンパーク→ポートアイランド→六甲アイランドをつなぐ航路があったそう。

 

 

ポートアイランド北公園を出て、次の目的地に向かいました。

 

 

つづく