2022年6月4日(土)須磨離宮公園、花しょうぶ鑑賞会。

 

 

約70種4000株の花しょうぶが5つのテーマに分けて植えられています。①外国種・種間交配種→②肥後系→③江戸系→④伊勢系→⑤長井古種の順に見ました。

 

 

まず始めに外国種・種間交配種から。外国種は主にアメリカで品種改良されたもの。ここでは6つの品種を見ました。

 

 

外国種《ピンクフロスト》

 

 

外国種《ブルーボンボン》

 

 

種間交配種《愛知の輝》

 

 

種間交配種《花月夜》

 

 

種間交配種《金冠》

 

 

種間交配種《月夜野》

 

 

次は肥後系。『堂々とした風格の大輪花。元々は一輪の花の美しさを室内鑑賞するために改良されてきた。草丈がやや低め。』という特徴があります。

 

 

肥後系《雁の夜空》

 

 

肥後系《京舞》

 

 

肥後系《業平》

 

 

肥後系《元禄》

 

 

肥後系《桜月夜》

 

 

肥後系《児化粧》

 

 

肥後系《昇仙峡》

 

 

肥後系《松の友》

 

 

肥後系《涼夕》

 

 

肥後系《朧月夜》

 

 

肥後系の中には《業平》や《朧月夜》など源氏物語の登場人物にちなんだ品種がありました。《光源氏》がまだだったのが残念です。

 

 

次は江戸系。『一般的な三英花(花弁が3枚)や六英花の他に、平咲き、玉咲き等さまざまな花の形がある。主に花菖蒲園で鑑賞するために改良されてきた。草丈が高め。』という特徴があります。

 

 

江戸系《葵の上》

 

 

江戸系《伊豆の海》

 

 

江戸系《玉手箱》

 

 

江戸系《九十九髪》

 

 

江戸系《五月晴》

 

 

江戸系《紅千代鶴》

 

 

江戸系《佐野の渡》

 

 

江戸系《桜川》

 

 

江戸系《山紫水明》

 

 

江戸系《紫衣の誉》

 

 

江戸系《蛇の目傘》

 

 

江戸系《潮流》

 

 

江戸系《長生殿》

 

 

江戸系《初紅》

 

 

江戸系《藤絞り》

 

 

江戸系《播磨の乙女》

 

 

江戸系《万代の波》

 

 

江戸系《万里の響》

 

 

江戸系《夢の羽衣》

 

 

次は伊勢系。『三英花(花弁が3枚)を基準とする。花弁は縦縞じわになって、深く垂れる。鉢植え栽培を基本に改良された。草丈は低め。』という特徴があります。

 

 

伊勢系《伊勢舞子》

 

 

伊勢系《乙女》

 

 

伊勢系《紅の春》

 

 

伊勢系《神路の誉》

 

 

伊勢系《津の花》

 

 

伊勢系《藤袴》

 

 

伊勢系《綴錦》

 

 

伊勢系《白仙》

 

 

伊勢系《麦秋》

 

 

伊勢系《美吉野》

 

 

伊勢系《明石》

 

 

最後に長井古種。原種のノハナショウブに近い野性的な花しょうぶです。

 

 

長井古種《三淵の流》

 

 

長井古種《袖娘》

 

 

長井古種《長井小紫》

 

 

長井古種《爪紅》

 

 

花しょうぶ園の外に、六甲ブルーのあじさいが咲いていました。


 

さつきが満開です。
 
 
脇にドクダミの花。
 
 
花しょうぶ園の北に池があり、鯉が泳いでいました。
 
 
真鯉・錦鯉・緋鯉。神戸市立須磨高等学校で大切に育てられていたもので、学校再編に伴う名谷校舎への移転を機に、平成21年(2009)3月に寄贈されたそう。
 
 
早くも睡蓮が咲いています。
 
 
隙間を埋めるようにコウホネが咲いていました。
 
 
池を半周して全体を俯瞰。さほど広くないのに見どころいっぱいです。
 
 
花しょうぶ園を出て、噴水広場に向かいました。
 
 
つづく