5月22日(水)有馬富士公園訪問記の続きです。
水と田園のルートは、風のミュージアムから青野ダムを経て、JR広野駅へ向かう約5.2kmのコース。
所要時間は約2時間。午後2時10分にスタートしたので、写真を撮りながらでも午後4時半にはゴールしたいところです。
時々木の隙間から千丈寺湖を覗き込み。
加茂山第3公園を通過。対岸に見える山の名前は分かりません。
公園への入口があり、寄り道したくなりましたが、ここはぐっと我慢。
加茂山第2公園を通過。千丈寺湖は魚の宝庫らしく、釣り人をちらほら見かけました。
対向車線沿いにある岡崎の歌碑。「朝日の出 夕日の入山 美しく 小鳥鳴く来る 加茂山こいし」と刻まれています。
加茂山公園は第4公園まであり、それぞれつながっているよう。
先ほど寄り道したくなった所から入ると、第1公園に出るようでした。
とはいえ、この公園、観光地としての魅力はなさそう。
第1公園の奥に黄菖蒲が咲いていましたが、それを見るには入口まで戻らないといけないので、断念。
曲がり角に駐車場があり、千丈湖を広範囲に臨みました。
せっかくなので、入ってみます。
先ほど諦めた黄菖蒲が水辺に咲いていました。
黄菖蒲だけでなく、千丈湖もズームアップ。桜か紅葉の時期も良さそう。
駐車場を出て、ウォーキングコースに戻りました。
グーグルマップによると、この辺りが加茂小山城跡になるよう。
アーチ橋が一番良く見える所に来ました。
スタートから小一時間、青野ダムに到着。碑文によると、青野ダムは昭和63年(1988)3月に完成したとの事。
青野ダムには、①阪神地区や神戸市沿川の水害を防ぐ、②農地の灌漑用水や上工水の補給、流水の正常な機能の維持を行う、③三田市街・北摂三田・北神ニュータウン地区等の水道用水を供給する、という役割があるそうです。
ダムの裏手に回って、武庫川を見下ろし。
管理事務所の前に来ました。
碑文によると、昭和59年(1984)8月、青野ダム工事と完成したダムの安全を祈願して定礎式が行われ、その時、この石と全く同じ礎石がコンクリート堤体の底に埋められたそう。
隣にあるのはタイムカプセル。ダム建設に関する資料と未来へのメッセージが入っていて、完成時に設置したものと思われます。
青野ダムサイド公園に入りました。
青野ダムについての説明板。先ほど述べたダムの役割の他、ダム平面図、貯水池容量配分図、常用洪水吐 標準断面図、下流図面、ダムの諸元や沿革が書かれています。
水の庭に入りました。
新宮晋の造形作品《水の木》は故障中。全く水が出ないのも寂しいものです。
《星の立像》も新宮晋の造形作品で、《水の木》と同じ平成4年(1992)に設置されたものと思われます。
1分程度の動画を撮ってみました。作品の良さを分かって頂けたでしょうか?
水の庭を出ました。
サンクレセント・ドルメンは、湖底に沈んだ歴史のためのモニュメント。
昭和62年(1987)5月に設置されたそうですが、この彫刻作品の事でしょうか?
アーチ橋の前にある噴水も停止中。
釣り場に行けば、何か良い景色が見れそう。
階段を昇った所にテラスがあり、マダムの憩いの場になっていました。
釣り場に下りました。柵からの景色は期待外れ。
水辺に咲く黄菖蒲が一番の見どころでした。
UNBY GENERAL GOODS STORE SANDA、一体何のお店でしょう?
1階の喫茶店とキャンプ用品店は営業中。青野ダム資料館は2階にあり、休館中でした。
他、特に見るものは無かったので、建物の裏手に回りました。
生垣のさつきが寂れた建物に彩りを添えています。
青野ダムサイド公園を出て、田園の道を歩きました。
広野歩道橋から見た武庫川の景色。緑が青々としていて綺麗。電線が無ければもっといいのになと思いました。
踏切の遮断棒が下り、篠山口方面の列車が通過。なんだか嫌な予感がします。
午後4時40分、広野駅に到着。三田方面の電車は出たばかり。駅のホームで20分待ちました。
おわり