5月10日(金)は王子動物園でタンタンの追悼式が行われました。YouTubeで見ただけですが、ファンら160人が参列し、盛大に行われたようです。
私がタンタンに出会ったのは2017年4月でした。第一印象はシャイなパンダ。観客の方を向くことは滅多になく、園の職員さんももどかしそうでした。
私自身、タンタンに会うというより、ジャイアントパンダを見たという認識で特別な思い入れもなく、当時の写真はここにアップした2枚しか残っていません。
タンタンに愛着が湧いて来たのは「ありがとうタンタン」イベントが神戸の街で行われた2020年のこと。
王子動物園では、中国へ帰るタンタンにメッセージを書いたり、
20年間を振り返る展示が行われたり、
このようなグッズが販売されたり。
エントランスの花壇やパンダ舎に
タンタンと撮影できるフォトスポットが設けられました。
エントランスの花壇は何度か植え替えがあり、タンタンの図柄も行くたびに違いました。
当時はコロナ禍で入場制限があり、タンタンの観覧も抽選制。
検温&アルコール消毒必須で、メッセージを書く筆記用具も自前でした。
何度か会っていますが、今回は2020年12月10日(木)分の写真を投稿します。
パンダ舎に入った時はお昼寝中でした。
ごろんと寝返りを打ちます。
そのままうとうと。夢でも見ているのでしょうか?
台の上でまどろみ。にっこり微笑んでいるよう。
屋外に出ました。
最初に食べたのはたけのこ。剥いた皮が残っています。
食べ終わったら台から降り、
水飲み場に向かいました。
直接水に口をつけて飲んでいます。
水飲み場から離れました。
次はどこへ向かうのでしょう?
台の上に昇りました。
食べる時は相変わらず横向き。
この写真も横向き。シャイなパンダです。
笹がおいしいようで、空を見上げて大満足。
次はにんじん。口に加える時の表情はワイルド。
そのまま体を起こします。
食べる姿はお上品で、神戸のお嬢様そのものでした。
次はペレット。
食べ方はにんじんと同じです。
パンダ舎のガラス壁に「20年間ありがとう タンタン大好きだよ」の貼り紙。当時はまだ元気でした。コロナ禍や体調の悪化で中国への返還が延び、王子動物園で28年の生涯を終えたのです。
4歳まで過ごした中国に帰れなかった事がタンタンにとって良い事なのかそうでないのかは分かりませんが…。私としては、タンタンの最期を見届けられたのは良かったと思います。
9月1日(日)まで「ありがとうタンタン展」があるので、また見に行こうかな。