4月30日(火)王子動物園。

 

 

園内は春のお花がいっぱい。

 

 

スロープ沿いに、白井翔平(1989~)の彫刻《だいすき(2012)》がありました。

 

 

訪問の目的はタンタンへの献花。3月31日(日)に亡くなり献花台が設けられてから、多くの人が訪れたそう。

 

 

ここはかつてタンタンが遊んでいたお庭。その前で涙を流している方がいました。それだけ思い入れが強かったことと察します。

 

 

パンダ館に入りました。

 

 

入った所に等身大のタンタン。他のパンダに比べてかなり小さいですね。

 

 

フォトスポットの前はお花がいっぱい。

 

 

花の行列は入口まで延びていました。

 

 

パンダフルこうべは、タンタンとの思い出が詰まった広報紙。2012年から19年まで発行されていたようです。

 

 

ガラス壁に24年間ありがとうの文字。タンタンは、2000年に来日後、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の復興のシンボルとして愛され、日本最高齢の28歳まで生きました。

 

 

2023年末中国に帰る予定でしたが、体調の悪化のため延期。心臓疾患の療養に専念するため、2022年3月14日から観覧を停止しています。

 

 

以降、X(旧Twitter)で「きょうのタンタン」を配信していましたが、やはり衰弱していく姿を見るのは辛かったです。

 

 

3月22日以降はXの配信も停止になり、そろそろかなと思っていました。花時計の図柄が3月からタンタンになったのも、その報告を受けてのことでしょう。

 

 

タンタンが亡くなった日は、偶然にも王子動物園の桜が開花した日でした。

 

 

ありがとうタンタン。天国に行っても元気でね。ご冥福をお祈りします。

 

 

献花の後は、往時の写真を見ました。

 

 

お花見しながらお食事中。

 

 

たけのこを食べる姿はなかなかワイルド。

 

 

お腹いっぱいになって眠たそう。

 

 

年に数回しか降らない雪。故郷中国を思い出したのでしょうか?

 

 

にんじんを食べるタンタン。

 

 

笹を食べるタンタン。お行儀よく座っています。

 

 

水浴びする姿もお上品。

 

 

身体はなかなか柔らかいようです。

 

 

午前中は活動的で、このような姿も見れたそう。

 

 

あくびをしてリラックス。慣れた人にしか見せない表情。

 

 

逆にこの姿はよく見ました。

 

 

ごろごろパンダ日記で見た姿。

 

 

商店街のバナーのもとになった写真。

 

 

たけのこは自分でむいて食べるんですね。

 

 

誕生日の写真。来日して間もない頃の写真でしょうか?幼さが残ります。

 

 

食べているのは、出来立てのパンダ団子。飼育員の愛情が感じられます。

 

 

これはハズバンダリ―トレーニングの写真でしょうか?

 

 

毛づくろいをしてもらうのは好きだったそう。

 

 

晩年の写真。

 

 

食欲もなく、一日のほとんどを寝て過ごしたとか。

 

 

王子動物園のゲートにも、タンタンの写真がいっぱい。

 

 

なんと!一歩引いた所から見ると、一枚の絵になっています。

 

 

来園者の中には、タンタンが亡くなった事を知らない人、日本生まれの24歳だと思っている人もいました。

 

 

テレビで献花台が設置された初日に訪れ、パンダ舎の庭の前で泣き崩れていた人を見たので、温度差を感じます。

 

ずーっといっしょにいたかったけど、寿命には逆らえませんね。5月10日(金)の追悼式は当選者だけで開催。献花台の設置は5月28日(火)までです。