日を改めて2月14日(水)、明石二見ふたみ御厨みくりや神社。

 

 

紅梅が満開。

 

 

白梅が咲き始めでした。

 

 

まず始めに参拝。応神天皇、菅原道真、素戔嗚尊すさのおのみことが祀られていて、それぞれ厄除け、学問、健康にご利益があります。

 

 

土地柄から海運関係者の崇敬が篤く、拝殿に帆前船の絵馬や模型が奉納されていました。

 

 

拝殿前に神楽殿があり、横から見ると飛び出したように見えます。

 

 

拝殿の屋根に紅梅を絡めて撮影。

 

 

拝殿脇に絵馬掛け所。今年の干支、辰の絵馬がありました。

 

 

卯の絵馬も残っていて、昨年末に奉納したものかなと思ったりします。

 

 

梅の木から地面へ光の環が放たれ、パワーを増したかのように見えました。

 

 

対角線上に小さな祠があり、豊受之大神とようけのおおかみが祀られています。

 

 

祠のそばに木があり、白梅がちらほら咲いていました。

 

 

社務所の前に紅梅。

 

 

絵馬やお守り、祈祷グッズなど、小さな神社の割に品揃えが豊富です。

 

 

そしていよいよお目当ての二見梅林。前回の訪問は2年前の2月14日(月)。たまたま同じ日でした。

 

 

今年の梅は平年より開花が2週間早かったので、前回ほとんど見かけなかった白梅が咲いています。

 

 

真っ白な梅は白加賀、やや黄色みがかった梅は月影、ここの白梅は2種類あるようです。

 

 

真っ赤な梅は鹿児島こう。早咲き種で終わりかけでした。

 

 

桃色の梅は八重寒紅かんこう。日が陰っていたのか色あせて見えます。

 

 

地面に滴る藤牡丹枝垂。桃色も2種類の木が混在していました。

 

 

前日、須磨離宮公園で出会った人に勧められた梅林。おっしゃる通り、全体で見たらこの日がベストタイミングでした。

 

 

二見梅林を出て、稲荷神社。

 

 

宇迦能魂命うかのみたま大山祇命おおやつまみが祀られていて、それぞれ商売繁盛や家内安全、農業や漁業、商工業などにご利益があります。

 

 

そして霊牛神社。中に牛の像があり、悪い部分を撫でると治癒の御利益があります。

 

 

武内之宿禰たけうちのすくねを祀る高良神社。紅梅の枝っぷりが良く、祠すれすれの所まで伸びていました。

 

 

前回の訪問の時、最も綺麗に撮れたアングルが逆光だったので、今回は反対側から撮りました。

 

 

手前の花は緋の司。濃い桃色で遠くからでも一際目立ちます。

 

 

奥まった所に八重寒紅。日当りが良く、とても綺麗でした。

 

 

こちらは月影枝垂。やや黄色味がかった白梅です。

 

 

梅林の端に天照皇大神あまてらすおおみかみを祀る朝日神社。

 

 

その近くに、由加神社、秋葉神社、金毘羅神社を合祀したやや大きめの祠があります。

 

 

出口付近に棚があり、菊正宗、白鶴、神鷹など酒樽が多数奉納されていました。

 

 

これらは神事の時、神様に供える御神酒おみきで、古代から神と人との交流を深める役割を果たしていたそう。

 

 

御厨神社を出て駐車場。白梅が満開でした。

 

 

品種はおそらく月影。一重で黄色味がかっているのが特徴です。

 

 

道向かいに塀があり、境内に咲く梅を外から撮影しました。

 

 

枝っぷりの良い梅。

 

 

塀からはみ出た枝がへし折られないのも、日本人の民度の高さ故でしょう。

 

 

とても美しい梅林を見て大満足。実はこの時点で、岡本梅林公園や須磨離宮公園を再訪しようという気持ちが吹っ飛びました。