2月2日(金)京都鉄道博物館訪問記の続きです。

 

銀河鉄道999展の後は、梅小路蒸気機関車庫へ。収容中の蒸気機関車を見ました。

 

 

1070形1080号機

1901年、英ダブス社製。明治期の6200形から改造された蒸気機関車。

 

 

7100形7105号機「義経」号

1880年、米H.K.ポーター社製。北海道最初の幹線鉄道として建設された幌内鉄道に、アメリカより最初に輸入された機関車。1号機として「義経」と名付けられた。

 

 

9600形9633号機

1914年、川崎造船所製。日本で最初の量産タイプの貨物用蒸気機関車。

 

 

C11形64号機

1935年、川崎車輌製。ローカル線や機内入れ換え用として活躍した。

 

 

C51形239号機

1927年、汽車製造製。超特急「燕」を牽引した旅客用蒸気機関車。

 

 

C53形45号機

1928年、汽車製造製。国産唯一の3シリンダーを持つ大型の旅客用蒸気機関車。

 

 

C55形1号機

1935年、川崎車輌製。中型の旅客用蒸気機関車でC54形の改良型。

 

 

C58形1号機

1938年、汽車製造製。ローカル線の旅客・貨物用として活躍した。

 

 

C59形164号機

1946年、日立製作所製。大型の旅客用蒸気機関車で、東海道本線や山陽本線で活躍した。

 

 

D50形140号機

1926年、日立製作所製。輸送力を飛躍的に高めた貨物用蒸気機関車。

 

 

D51形1号機

1936年、川崎車輌製。1115両も製造された大型の貨物用蒸気機関車。愛称名「デゴイチ」。

 

 

D51形200号機

1938年、浜松工場製。日本を代表する蒸気機関車で、現在本線運転のために整備中。

 

 

表に回ると、炭水車に代替の運転装置がつながれていました。

 

 

D52形468号機

1946年、三菱重工業製。日本最大の貨物用蒸気機関車で、戦時中の石炭輸送に活躍した。

 

 

車庫は転車台を中心にして扇型を描き、内部は機関車駐留場、整備や器械加工を行う器械場、職場に分かれ、20棟の引込線を収容しています。

 

 

本館前に8620形8630号機(1914年汽車製造製、日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車)と、C61形2号機(1948年三菱重工業製、自動給炭装置が初めて採用された大型の旅客用蒸気機関車)が停車中。

 

 

午後4時から始まるSL蒸気機関車の車庫入れを見ました。

 

 

客車を切り離し、蒸気機関車が単体で転車台に進入。

 

 

転車台が回転します。

 

 

そのまま車庫へ進むのかと思いきや…。

 

 

バックしてSLスチーム号のりば横の留置線へ。

 

 

まず始めに、石炭ガラの回収。

 

 

石炭ガラは青い箱に回収されます。

 

 

車体に石炭のカスが溜まっているようで、どす黒い煙が上がりました。

 

 

そして石炭の補充。

 

 

蒸気で動くので、給水作業も必須です。

 

 

石炭の補充が終わって再出発。

 

 

再び転車台に進入し、方向転換します。

 

 

方向転換は、蒸気機関車の運転手と転車台の運転手の共同作業。

 

 

180度回転したところで転車台が止まりました。

 

 

バックして車庫に向かいます。

 

 

午後4時半、車庫入れ完了。その後、車庫内で保守点検作業が始まりました。

 

 

車庫に入ったのは、C56形160号機。1939年、川崎車輌製の小型車で、旅客・貨物用で活躍したそう。

 

 

この日は、銀河鉄道999をテーマに、蒸気機関車に絞って見学しました。

 

 

旧二条駅ホームを歩いてミュージアムショップへ。

 

 

ここで来館者は日本人より中国人の方が多かった事に気づきます。

 

 

自分用に銀河鉄道999展のクリアファイル。

 

 

お土産に、新幹線の食堂で出されていた昭和40年代のビーフカレー。

 

 

そして、レモンチョコレート味のラングドシャを購入。白い恋人、おもろい恋人、黄色い恋人、いろいろあるものです。

 

 

旧二条駅舎を出て、梅小路公園に向かいました。

 

 

つづく